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藤原浩が200人のファンの前で新曲「みちづれの花」発表会。 デビュー21年目に向けての意欲作
 デビュー21年目を迎えた演歌歌手・藤原浩(53)が、5月21日にニュー・シングル「みちづれ の花」(詞・仁井谷俊也、曲・徳久広司、発売・キングレコード)=オリコン演歌・歌謡曲ランキン グ初登場第7位=を発売したのを記念して30日、東京・西東京市のコール田無で新曲発表会を開いた。  約200人の熱烈なファンで満席の中、新曲「みちづれの花」をはじめ、同カップリング曲「と りあえずビール」、デビュー曲「真情」、過去のシングル作品から「ふたりの始発駅」「あなたが終着 駅」、前作のデビュー20周年記念曲第2弾「こぼれ酒」、それにキングレコードの所属歌手・北川裕 二、同・岩出和也と3人で結成したユニット「ザ・キングボーイズ」のデビュー曲「渚のムーンライ ト」など全13曲を熱唱。
 また、得意のものまねから冠二郎の「炎」、鶴田浩二の「傷だらけの人生」、フランク永井の「お まえに」、宮史郎の「女のみち」、五木ひろしの「旅鴉」などをメドレーで披露し、客席をより楽しま せた。
 「私にとっては悲しい思い出、遠藤実先生(恩師の作曲家)の節子夫人の悲しい旅立ちが平成5 年5月21日にあり、そして平成6年5月21日に歌手・藤原浩としての誕生があったわけです。 丸々20年が過ぎて、21年目に精進して歩ませていただく歌手の道、その道の中でまた新たな出会 い、中田信也プロデューサー(キングレコード)との出会いがあり、今回は、作詞に初めて仁井谷俊也先生、作曲に8年にぶりに徳久広司先生にお願いしました」
 「中田プロデューサーの発案から『温かい歌、連れ添う2人の温かい歌を作ろう』という話からこ の新曲『みちづれの花』が誕生いたしました。私の曲の中でも『幸せ演歌』はたくさんいただいてい たんですけれども、ずっとそばに連れ添う女性に向けたやさしいメッセージの歌は初めていただ きました。セリから上がってくるようなスケール感のあるイントロ、スケール感の中にも藤原浩の やさしさ、温かさをふんだんに入れていただきまして、一人の女性に向けた温かい気持ち、一途な思 いを歌っています」
 新曲のカップリング曲「とりあえずビール」は、いままでの藤原のカラーを打ち破った異色作で、 「まじめな藤原浩の殻を破ろうということで作っていただいた作品でして、楽しく、はじけて歌 っています。タイトルだけで一般ユーザーの方にもとても興味を持っていただいています。カント リーウエスタン調のアレンジに乗って笑顔で歌わせていただいています。お酒を飲みに行って何 にしようかなというと、『とりあえずビール』だなと…。演歌ファンのみならず、サラリーマンの皆 さんや頑張ってお仕事をされている皆さんの定番の歌になればいいなと思っています。ビール会 社のコマーシャルに使っていただいてもいいくらいの歌ができました」と話していた。     (了)
 ◆ サンニュース/平成26年5月30日配信
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