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代表曲「てんとう虫のサンバ」などの作曲や、「石狩挽歌」などの数々の大ヒット作品の編曲で活躍
編曲家として、今までに「北酒場」「襟裳岬」など、1万2千曲もの作品を手掛けてきた。1曲を書き終えるのに、新品の鉛筆が丸々1本なくなるので、それを縦に積み重ねていくと、なんと東京タワーの7倍ほどになる。
 今までに手掛けた作品の中で思い入れのある曲は、昭和45年に初めてレコード大賞編曲賞を受賞した「笑って許して」。当時24歳最年少受賞作品で、この曲を皮切りに周りからの扱いが一変。その他では、たったの40分〜50分で書き上げて大ヒットした「さそり座の女」、逆に書き上げるのに時間がかかり苦しみを味わった「北酒場」、「襟裳岬」、「石狩挽歌」も思い出深い。ヒットの秘訣は「これまでにはなかったもの」を目指したこと。
 編曲は、ある日突然できるものではなく、毎日の修練の賜。そうすることでイメージを楽譜にできるようになる。それと同じで、職業柄デスクワークが多いので、禁煙、暴飲暴食をしない、ウォーキング等で毎日健康維持に努めている。
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