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2014年5月28日発売
歌:長山洋子(ビクターエンタテインメント)
恋の津軽十三湖 作詞:宮内たけし 作曲:平川竜城 編曲:伊戸のりお
今、蘇る!津軽伝説「恋の津軽十三湖」の物語
今から約300年前、青森県五所川原市の長円寺と弘前市の長勝寺で京都の名工「近藤丹波藤久」に夫婦鐘の製作を依頼しました。
二つの鐘は、若狭湾から日本海を抜け、十三湖に入り、岩木川を遡って二つの寺を目指していました。
それでなくても、日本海から十三湖に入る十三(とさ)湊は波が荒く、船が湖に差し掛かった時、暴風が巻起こり、転覆してしまったのです。
やっとの思いで男鐘を引き上げたものの、女鐘は見つからず、今でも湖底に沈んだままと言われています。
男鐘はその後、長円寺の鐘撞堂に収められたが、鐘を撞くたびに、女鐘をしたって泣いているような響きになるという。
十三湖からは、長円寺恋しと、すすり泣く声が聞こえるという。
津軽平野に響く、恋い慕う男女の物語は、今、津軽三味線の響きに乗せて蘇ります。
歌を通して、思いが叶えたら最高ではないでしょうか。
長円寺の鐘は昭和36年(1961)11月に県重要文化財に指定されています。