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永井裕子が15周年記念曲「勝負坂」発売記念ライブ
サプライズで「なでしこ姉妹」の井上由美子とデュエット
 今年6月でデビュー15年目を迎える演歌歌手・永井裕子(32)が、今月8日にキングレコードから15周年記念曲第1弾「勝負坂」(詞・志賀大介、曲・徳久広司)を発売したのを記念して13日、東京・恵比寿のアート・カフェ・フレンズで「新春パーティー」と銘打ったライブを開いた。
 約100人の熱狂的ファンが詰めかける中、「日ごろから応援してくださるファンクラブの皆さま、ファンクラブではないけれども応援しているよという方々、そして関係者の皆さま、たくさんの方にお集まりいただいてありがとうございます。15周年記念曲第1弾『勝負坂』は、今年の私にとっての勝負曲でして、この15周年は勝負の年だということで、ぜひ皆さまに可愛がっていただきたいなと思います」と笑顔であいさつ。
 新曲「勝負坂」をはじめ、同カップリング曲「夢…ひとり」、出身地・佐賀県の玄界灘を舞台にした「玄海 恋太鼓」(平成23年1月発売)、平成24年1月発売の「そして…雪の中」、北島三郎の「漁歌」など全8曲を熱唱。
 途中、同じキングレコードの演歌歌手・井上由美子(37)がサプライズで駆けつけ、「いつもドッキリを仕掛けられているんですよ」と目を丸くしながら感激。2人で結成し、2011年11月に「望郷おんな節」でデビューした演歌ユニット「なでしこ姉妹」の第3弾「さよなら港」をデュエットし、井上が「どうか皆さん、これからもしこちゃん、永井裕子さんをよろしくお願いします」と 永井ファンに呼びかけた。
 その中で新曲「勝負坂」について「この曲は発売前からステージで何度か歌わせていただいておりますが、皆さんからの反応が肌に伝わってくるような、そんなわかりやすい反応をしてくださいます。これを手ごたえなのかなと思って歌わせていただいています。皆さんにとっての応援歌にもなればいいなと思って歌わせていただいていますし、私も悔しい思いとか、悲しい思いをしましたが、この『勝負坂』を歌っていると、頑張って、まだまだ夢をあきらめずに頑張っていこうと改めて思わせてくれる作品です。私にとって大切な1曲が増えました。ですから皆さんにとってもそういった1曲になればいいなと思っていつも魂を込めて歌わせていただいています」と話していた。
 客席でじっと聴き入っていた作曲家・徳久広司さんは「この曲は彼女にジャストフィットした作品でして、今日聴いていて、改めてこれは売れるなと確信しました」と絶賛し、永井は「お客さんの反応を肌で感じていますと、私の代表曲が今年またできるかもしれないなと、とてもワクワクしています。今回の歌に励ましてもらって、背中を押してもらって、悔しいことがあってもうしろを振り向かないで、前を向いていま信じている道を歩んでいけば必ずいいことがあるんだという自分にぴったりの曲でして、自分が歌っていて自分が一番心にズシンと来る歌なので、聴いてくださる皆さんにもそのズシンという気持ちを感じていただきたい」と、新曲の大ヒットに意欲を燃やしていた。            (了)
 ◆ サンニュース/平成26年1月13日配信
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