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平成26年1月19日(日)
第7回 楽しく歌おう仲間たち
大会 & 発表会
演歌パラダイス
大会審査員:鳴子富男(審査委員長・総健歌謡クラブ代表)、石浜明治、河辺和子
会場:知多勤労文化会館(やまももホール)
主催:嶋かおる歌謡教室・演歌パラダイス実行委員会
協賛:総健歌謡クラブ・各カラオケ教室・歌仲間
後援:野崎眞一・飯田 謙・鳴子富男・石浜明治
平成26年1月27日 作曲家 野崎眞一先生がご逝去 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
第7回 楽しく歌おう仲間たち 演歌パラダイスが、1月19日に知多勤労文化会館(愛知県)で盛大に開催された。
メインゲストに彩琳&堀田利夫、ゲスト歌手に滝沢のぼる、葵美里、下方清恵、七海翔、三浦あき子、成瀬順孝、大河内智子、スペシャルコーナーに歌子一座が招かれた。
歌唱&舞踊、課題曲大会、あの町この町のスターたち、ゲスト歌手、嶋かおるショー、お楽しみショー、スタッフ&講師歌唱、昨年度優勝者歌唱、メインゲストオンステージの各コーナーならびに大会発表と、朝の9時30分から夜の8時まで総勢約200名の出演者が盛りだくさんのショーを繰り広げた。まさに演歌パラダイスにふさわしい大会であった。
会主の嶋かおるさんは、30才のときに受けた手術がもとで、30才から49才まで19年間床に伏していたが、49才にときにたまたま誘われて出演した大会で見事グランプリに輝き、その後、歌に生きがいを感じ、歌を仕事にしたいと思うようになった。それでレッスンに通いながら3年間に33個のトロフィーを獲得。当時半田市にお住まいだった作曲家の野崎眞一先生にも懇意にしていただき、歌謡指導講師の免状を授かり念願の歌謡教室を開講。
今年、嶋かおるさんは歌謡教室開講10周年を迎える。そして昨年亡くなられた恩師である作詞・作曲家 ワタベ ケンジさんの作品「あんた」で歌手デビューしてから3年目になる。そんな嶋かおるさんが今年もまた演歌パラダイスを主催し、自らのオンステージで素晴らしい歌声を披露した。
坂本冬美の「あばれ太鼓」と港アケミの「牡丹と酒」を魂三郎さんの太鼓演奏で大熱唱。3曲目からはオリジナル曲、作詞:ワタベ ケンジ 作曲: 嶋かおる 編曲:野崎眞一の「なくもんか」、作詞:丹古晴巳 作曲 飯田 譲 編曲:野崎眞一の「神楽三昧」、作詞・作曲:ワタベ ケンジ 編曲:野崎眞一のデビュー曲「あんた」を次々と熱唱披露。どの歌もステキで、その中でもとりわけ「なくもんか」は、聴いていると勇気と活力がみなぎってくる。アベノミクス効果で景気がよくなったと報じられても、カラオケ喫茶は、景気がよくないのが実情。非正規の不安定な仕事にしか就けない若者も多い。そんな時代にあって、「なくもんか」は時代を反映したぴったりの曲。
「みんな、歌で若返ってがんばろうよ!」とハッパを掛ける嶋さん。嶋さんは言う。「歌は味付けが一番。今日歌っている皆さんは上手な人ばかり。でも歌はうまく歌ってはいけないんですよ。人の心に伝わるように歌わなきゃだめなんです。私もそれを今後も心がけて歌い続けていきたいと思います。」
オンステージ最後は「あんた」で、100才の母に贈った歌。今は亡き母だが、元気だった頃の母の想いで歌っている。野崎眞一さんのポップスのような演歌のような編曲が心をワクワクさせてくれて、歌詞の「あんたが一番」のフレーズは、気持ちをすごく舞い上がらせてくれるので、たまらなく心が寄せられる。
嶋さんは歌い終わると、4人のかわいいお孫さんからプレゼントを頂いてとても嬉しそうだった。また、若鯱蓮 阿波踊り研究会の皆さんが、嶋さんの故郷である徳島県の民謡、阿波踊りを会場を一杯に使って練り踊った。会場で見学していた人も思わず一緒に加わって大盛況。
大会最後のステージは、待ちに待った彩琳&堀田利夫オンステージで、「この愛をいつまでも」を2人でデュエット。堀田利夫さんが、「昨年は私の芸能界50周年と彩琳のデビュー5周年の55(ゴーゴー)コンサートが大盛況の内に終わりました。作詞家の坂口照幸さんも加わり3人4脚で、今年はゴーゴーの勢いに乗って頑張っていきたい」と抱負を語った。
2曲目からは彩琳1人で、今一番頑張っている「台湾海峡」、「北のしのび逢い」を大熱唱。最後に「涙のエアポート」をステージから降りて、会場を回りながら熱唱してファンと触れ合い大喝采。
大会発表では、たくさんの方にメロン、お茶、トロフィー、賞金などの賞が次々と贈られ、最後に優勝に輝いたのは「塩屋埼」を歌唱した小林磨左子さんで、満面の笑みで受賞トロフィーを手にした。
会主の嶋かおるさんのバイタリティー溢れるパワーに参加者の誰もが勇気づけられた見応えある楽しい歌謡祭であった。