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2006年6月21日に「哀しみ模様」で『キングレコード創業75周年記念アーティスト』としてデビューして今年で8年目を迎えた歌手・山本あき(37)が24日、東京・文京区のキング関口台スタジオで「山本あき『春ふたつ』カラオケ大会」の決勝大会を開いた。
これは、7月24日に発売された9枚目の最新シングル「春ふたつ」を課題曲にしたカラオケ大会で、全国から724通の応募があり、その中からテープ審査の予選を勝ち抜いた全21組がこの日の決勝大会に出場。
同曲を作曲した四方章人さん、作詞の坂口照幸さん、彼女の担当ディレクター・中田信也さん(キングレコード)の3人が審査員を務める中、山本が「昨夜は眠れましたか? 私は緊張して眠れませんでした。私もカラオケ大会は何度か経験がありますが、その前日は眠れませんでした。
今日は初めてのカラオケ大会でハイテンションの私ですが、皆さまのどんな『春ふたつを聴かせていただけるか、とても楽しみにしております。
今回の『春ふたつ』は、とても優しい幸せ演歌です。あまり気張り過ぎて歌う歌ではないと思いますので、優しい気持ちで歌ってください。一番のポイントは『笑顔』です。真面目に一生懸命歌われるよりも、ほっとするような笑顔を浮かべて歌っていただくのが一番かなと思います。
今日は存分に歌って楽しんで帰ってください」と笑顔であいさつ。
夫婦デュオを含む全21組の出場者たちは、課題曲をそれぞれの個性と歌唱力を発揮しながら優勝を競い合い、その結果、優勝の栄冠は、神奈川県横浜市在住の主婦・篠田幸子さん(42)の頭上に輝いた。
また、準優勝は、埼玉県の大嶋美咲さん(55)、審査員特別賞は、神奈川県の佐藤かつよしさん(62)、山本あき賞は、茨城県の稲葉雅一さん(58)・幸恵さん(53)夫婦に決まった。
優勝した篠田さんは「皆さん、お上手な方ばかりでしたので、優勝できてびっくりしています。この曲は、途中、風邪を引いて練習を中断していましたが、一生懸命練習して今日の決勝大会に臨みました」と感激していた。
審査発表前にはミニライブも行い、新曲「春ふたつ」をはじめ、同カップリング曲「しのぶ酒」、前作シングル「金沢わすれ雨」、前々作シングルの第44回日本作詩大賞最優秀新人賞作品「恋…一夜」の全4曲を熱唱した山本は「今回の『春ふたつ』では、これまでの歌謡曲路線から演歌路線にちょっとイメージを変えさせていただきました。今日はその『春ふたつ』で、皆さまのいろいろな『春ふたつ』を聴かせていただき、心温かくなりました。皆さまお上手な方ばかりで、とても勉強をさせていただきました」と話していた。
来る12月4日には、初のデュエットソングで、夫婦の絆をテーマにした「絆酒〜シングルバージョン〜」を発売。デュエットの相手はキングレコードの先輩歌手・千葉一夫で、同曲は、千葉が2011年3月にリリースした楽曲のシングルバージョン。
(了)
◆ サンニュース/平成25年11月24日配信