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今年でデビュー21年目を迎えた演歌歌手・市川由紀乃(37)が、「風の海峡」に続くニュー・シングル「流氷波止場」(詞・喜多條忠、曲・幸耕平)をキングレコードから今月23日に発売した
のを記念して同日、東京・町田市の鈴木楽器店で店頭キャンペーンを行った。
店内にはあふれるほどのファンが詰めかけ、「由紀乃ちゃ〜ん!」という熱い声援が飛び交う中、「大きな台風が近づいているさなか、たくさんのお客さまに足を運んでいただきましてありがとうございます。日ごろから大変お世話になっている鈴木楽器店さんで新曲『流氷波止場』のキャンペーンをスタートさせていただくことになりました」と笑顔であいさつし、新曲をはじめ、同カップリング曲「命炎(いのちび)」、オリコン演歌・歌謡曲チャート14週連続トップテンを記録した「桟橋時雨」など全5曲を熱唱。
その中で新曲について「作詞の喜多條忠先生、作曲の幸耕平先生、編曲の竜崎孝路先生、すべての先生が初めてお世話になります。そんな先生方の魂のこもった作品でございます。デビュー20周年を迎えて第一歩の作品になるので、私にとってはまた新たな1年目というか、自分の中では初心の気持ちでこの作品に挑んでおります。皆さまのお陰でまた新しい作品を出させていただけることに感謝していますし、この新曲にまた魂を込めて挑んでおります」。
レコーディングについては「幸耕平先生にレッスンしていただき、この作品にたくさんの時間を費やしていただきました。また、作詞をしていただいた喜多條忠先生には『由紀乃ちゃん、きれいに歌おうと思わなくていいんだよ。この女の人は明日死んでしまうかもしれない。そういう歌なんだから…。夜の波止場を、着物を着て足がどろどろになりながらも私はまだあなたのことが好きなのよ、何もかも乱している、そういう女性の心情の歌なんだからきれいに歌おうと思わないで歌って欲しいという先生のアドバイスをいただきました。その後、気持ちを入れ替えて、『そうだ、私自身が主人公になろう』と思って、スタジオに入った途端、靴下を脱いで、髪の毛をぐじゃぐじゃにして、そしてヘッドホンをして、『音をお願いします』と言った中で歌ってできた歌がこの『流氷波止場』です。新しく作っていただいた先生方との空気感だったり、その後に先生方から笑顔で『よかったね』というお言葉をいただいたときには本当にうれしくてたまりませんでした』と話していた。 (了)
◆ サンニュース/平成25年10月23日配信