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キングレコード所属の北川裕二(59)、藤原浩(53)、岩出和也(42)の演歌歌手3人による新ユニット「ザ・キングボーイズ」が、今月24日にシングル「渚のムーンライト」を同社から発売したのを記念して同日、東京・六本木のケントスで初お披露目イベントを行った。
限定100人のファンで満席の中、北川は「僕が青春時代に一番影響されたのはグループサウンズでして、そういったサウンドをもう一度、盛り上げて、いまの歌謡界に殴り込みをかけようと思ってこのユニットを結成しました。そのデビュー曲『渚のムーンライト』は1960年代を彷彿させるグループ&ドゥアップのサウンドです」とあいさつし、同ユニットでのデビュー曲「渚のムーンライト」をはじめ、グループサウンズのヒット曲から北川がジャッキー吉川とブルー・コメッツの「ブルー・シャトウ」、藤原がヴィレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」、岩出がザ・スパイダースの「夕陽が泣いている」などを披露。
その後、それぞれの最新シングル曲から岩出が「僕はデビューして17年、藤原浩さんが20周年、そして北川裕二さんが30周年を迎えますが、その3人のユニットでワクワクしながら足を引っ張らないように今日初めて歌わせていただきました。僕が一番若いということで、センターをやらせていただいています。プロモーションビデオでも僕が主演になっているような感じがします(笑い)」と言って「北のとまり木」を、続いて藤原が「今年は20周年を迎えさせていただき、9月30日に東京・荻窪の杉並公会堂で20周年記念リサイタルを行います。そのリサイタルに北川裕二さんと岩出和也くんが無償で出てくれるそうです(笑い)」と言って20周年記念曲第1弾「命かさねて」を、3番目に北川が「30周年という区切りのいい年に『女のみれん』とザ・キングボーイズの作品を出させていただきました」と笑顔を見せ30周年記念曲「女のみれん」を熱唱。最後に再度、「渚の〜」を振りを交えながら歌い、全14曲のプログラムで1時間超にわたって楽しませた。
ライブ終了後、岩出は「今日は初めて歌うので緊張しましたし、自分のオリジナルを歌うときも緊張しました。
1960年代の匂いがあるんですけれど、新しい感じの匂いがしますね」、藤原は「今日は、いつもの自分の演歌の歌謡ショーとはまた違う新鮮さ、楽しさを味わわせていただきました。
こんな楽しい歌を自分のオリジナルとしてもらえてうれしいですね。懐かしいですけど、すごく新鮮なメロディーですし、お客さんが笑顔になって聴いてくださるのが一番です」、北川は「僕は団塊世代ですので、この企画の話が出たときから楽しくて、ワクワク、ゾクゾクで、今日も楽しく歌わせていただきました。こういうジャンルの音楽は本当に楽しい。このデビュー曲を大ヒットさせ、このユニットで一世風びしたい」と話していた。(了)
サンニュース/平成25年7月24日配信