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 世界遺産石見銀山の地から演歌を発信しよう-と、2013年7月7日、島根県大田市のサンレディー大田ふれあいホール(546人)で「第2回石見銀山歌謡祭」が開かれた。世界遺産の石見銀山を持つ町で、新たな観光資源にと去年から始められたイベント。地元の大田市や大田商工会議所らが後援している。出演した歌手はキングレコードの島津悦子、同・永井裕子、同・池田輝郎、同・山本あき、日本クラウンの嶋三喜夫、よしもとアール・アンド・シーの水木ケイの6人。

 石見銀山歌謡祭は演歌・歌謡曲専門のCDショップ、歌の駅えんか(野際昭人代表)らの呼びかけで去年から始まり、今回も地元の演歌ファンをはじめ会場いっぱいの人たちであふれ、山陰地方最大の演歌イベントになっている。

  1部の地元カラオケ愛好家52人によるカラオケ発表会と、2部の島津ら6人が出演する歌謡スターパレードの2部構成で開かれ、延べ4時間半という熱いステージが繰り広げられた。 6人の演歌歌手が競演した2部では全28曲の最新曲などが披露された。

 BSS山陰放送ラジオの人気番組「演ここ」の名物パーソナリティー谷口和美アナウンサーによる軽妙なトークもあって、島根県の演歌・カラオケファンを大いに喜ばせた。 開催地の大田市が<第2のふるさと>で歌謡祭の中心メンバーでもある永井裕子は新曲「そして・・・湯の宿」や、地元石見を歌ったご当地ソングの「石見路ひとり」「石見のおんな」など5曲を歌うと、会場からは大きな喝さいが送られていた。

 この地には何度も足を運んでいる池田輝郎は、7月24日発売の最新曲「男の意地」を一足先にに披露し、 山本あきも同日発売の最新曲「春ふたり」を初披露。

 特別出演の島津悦子は絶好調の最新曲「なにわ情話」をはじめ5曲を披露して、ベテランの存在感をアピールしていた。 イベント終了後には島津をはじめスターパレードに出演した6人がロビーに出て、それぞれの新曲などの CDの即売会を行った。

 主催者の1人の野際昭人さんは「石見銀山歌謡祭は地元の演歌大好き人間の手作りのイベントです。大田市は世界遺産・石見銀山が誇りですが、大田市を代表するイベントとして定着させたいです」と話していた。

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