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月刊シンガープロ
Cheuni(チェウニ)秋のコンサート2014
2014年10月13日(月・祝日) 今池ガスホール(名古屋)
司会:松原敬生
主催:東海ラジオ放送(株)
企画・協力:(株)オフィス・パンジー
後援:(株)テイチクエンタテインメント
   台風で開催が危ぶまれる中、何とか「Cheuni(チェウニ)秋のコンサート2014」が、10月13日、今池ガスホールで行われた。
 チェウニ秋のコンサートは9月19日と20日に東京で2回行われ、1回目の19日は全てをカバー曲・・・今までに歌ったことがない歌に挑戦し、2回目の20日はデビュー15周年記念コンサートでオリジナル曲のみでファンを魅了した。  そして今回3回目は、名古屋のステージで、カバー曲とオリジナル曲を合わせて熱唱。自称東海の裕次郎・松原敬生が司会を務め、一段と会場を盛り上げた。  ミステリアスなイントロが流れて幕が開き、チェウニが紫のステキなドレスを身に纏って登場。そして「恋とワインとミステリー」、「愛されても ~それぞれの秋~」、「この想いを....大切なひとへ」を立て続けに熱唱。  「台風が来ているのに、名古屋ばかりではなく、東京、大阪、神戸などの遠方からはるばるお越しのお客様もいて、ありがとうございます。」と挨拶。  会場から「結婚おめでとう!」といきなり祝福されると「結婚しちゃったよ」とおどけ、会場から「きれいになったよ」と言われると「もとがきれいだってば。結婚したからきれいになったわけじゃない」と答えて会場を笑わせた。  チェウニからスペシャルゲストと手招きされて、松原敬生さんが舞台の袖から現れると、「おめでとうございます」と花束が贈呈された。チェウニが感無量の面持ちで受け取ると、松原さんが冗談で「よく結婚できましたね」と茶化した。 「これも運命だから」と答えると、「オープニングで歌った『この想いを....大切なひとへ』は、彼のことを思って歌っていましたか?」と突っ込まれる。母のことを想いながら歌っていたとのことで、チェウニは「主人公になりきって歌っているのではなく主人公を代弁して歌っている」と教えてくれた。だから気持ちがすごくこもったりすることはないとのこと。普通は主人公になり切って歌うと情感がよく伝わって、その方がベターだと思っていたので意外な返事であった。  1995年発売の真咲よう子さんと松原敬生さんとのデュエット曲「いつも側にいて」を一緒に歌いましょうと誘われると、チェウニは「ヒットしていなかったら歌いません」と言い返す。松原さんが「東海地区の皆さんはほぼすべて知っている」と言うと、会場から大きな拍手が鳴り響いたので、一緒に歌うことになる。  すぎもとまさとさんの「かもめの街」と高橋真梨子さんの「ジョニーへの伝言」を超一級の歌唱力で歌い上げると、自称 衣装替えの松原と言われる松原さんがステージにでてきた。チェウニ衣装替えの間に、今年6月に亡くなられた「ラブユー東京」の作曲を手掛けた中川 博さん作曲の「哀愁グラス」を熱唱披露。この歌は松原敬生さんのオリジナル曲で、松原さんは「何故この曲がヒットしなかったのか。歌いながら思うわけでございます。出版した途端に廃盤の道を歩みました」と言って会場を笑わせた。  後半の部はチェウニは赤いドレスを身に纏って登場し、3曲続けてオリジナル曲を熱唱すると、今度は質問コーナーに。「生バンドで歌って欲しい」。「新曲は」。「旦那様はどんな人」などの質問がでた。  旦那様は優しい人とのことだが、チェウニは歌っているときが一番幸せだと答える。寝る、食べるがあれば、それだけで満たされるとも話してくれた。確かに歌っているときが一番ハツラツとしていて楽しさを心底満喫しているように見える。面白いのは「胃袋が3つも4つも5つもあればいいな」と話してくれたこと。食を楽しむ人というのはそういう風に感じるということなんですね。  CDのカップリング曲の意味も教えてくれた。カップルというのは両方ともなくてはならない存在だという意味合いだと思うと。両面A面という気持ちで取りくんでいるアーティストが多いので、確かにそうだと思う。カップリング曲「ミッドナイト・アワー」の評判がよくて、11月19日にデュエット「チェウニ&ジョニ男+アルファ/ミッドナイト・アワー~Yokohama Fall in Love」を発売しますと告知し、ソロで「ミッドナイト・アワー」と新曲「アリベデルチ・ヨコハマ」を絶唱。そして、「夏の思いが重なる 幸せな歌を一曲歌いながら、お別れしたい」と、最後に「青空~幸せの隣へ~」を大熱唱してファンの皆さんと名残を惜しんだ。  「チェウニ、ステキな歌の数々をありがとう!」と心から拍手を送りたくなるほどに素晴らしいコンサートだった。
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