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日本コロムビア 多岐川舞子 新曲「霧の城」発表会キャンペーン
2014年10月11日(土)  会場:サニーレコード(愛知県大府市共和町)  協力:サニーレコード
 多岐川舞子 新曲 「霧の城」発表会キャンペーンがサニーレコードで行われた。
 舞台の兵庫県朝来市にある竹田城跡は、パワースポットとして有名で、霧により霞むことから、天空の城とも呼ばれる。
 そんな「霧の城」のプロモーションビデオが雲海に浮かびあがる竹田城跡の威容を放つ幻想的な景色から始まっている。
 プロモーションビデオの「霧よ隠して この恋は」の箇所が霧に包まれている城跡の景色なので切ない想いがずしりと募る。「あなたのあとから 石段を下りて行く」のフレーズではしなやかな女性の姿や動作がしみじみと伝わってくる。「地上で咲けない 天空の花」や「二人をさらって 天空の風」のフレーズがダイナミックかつドラマチックに感じる。
 1曲目に新曲「霧の城」を歌い終わると、かわいらしい声で、「皆様こんにちは」と挨拶。すると会場から「こんにちは」と元気のいい声が一斉に返ってきた。「多岐川舞子です。今日はお集まりいただき、本当にありがとうございます。サニーレコードさんは何度もお邪魔し歌わせていただいております。こうしてキャンペーンが続いてこれたのも社長のお陰だと感謝しております。さて、 皆さん、『霧の城』いい歌でしょう。(拍手)山の上にお城の跡があって、そのまわりを霧が囲んでいて、隣の立雲峡という山から眺めると城跡が宙に浮かんでいるように見えるので、今、大人気で観光客がうなぎ登りに増えているそうです。人気の高いパワースポットを舞台にした歌をいただき、このブームに乗ってうなぎ登りで頑張ってまいりたいと思います。」と抱負を語る。
 パワースポットを舞台にした作品が三作続き、前作の「出雲雨情」を熱唱。
 演歌のほとんどが悲しい恋の歌をテーマにしている。 多岐川舞子も例外ではなく、性格は明るいが、幸せ演歌は少ない。今回の「霧の城」も一行目から「別れるためだけに出逢った二人」と許されぬ愛をテーマに、恋に破れた悲しい女心を歌っている。
 カップリング曲の「夜が泣いている」はタイトルを見れば、どう見ても幸せでない歌。しかしこの2曲の女性像が全く違う。「霧の城」は雅かな和の世界で、一方「夜が泣いている」は、洋装でもお似合いの都会的な歌。
 「今から都会の女になるからね」と前置きして、「夜が泣いている」を熱唱。悲恋の歌だがテンポがよくてノリの良い歌だった。
 歌唱レッスンを行うと再び「霧の城」を大熱唱。お客様も多岐川舞子の歌声に併せて歌唱レッスンの成果を生かし、気持ちのいいところを感じつつ3番まで思い残すことなく歌った。
  〈インタビュー取材〉
○ 前作の「出雲雨情」も今回の作品も良すぎるほどにいい歌で、甲乙つけがたいのですが、いかがでしょうか。
「霧の城」をいただいたときは「出雲雨情」の方が食いつきやすい歌だと思いましたが、「霧の城」は聴けば聴くほどに深みを感じる歌なんですね。「出雲雨情」がどんどん皆さんの心に浸透していったように「霧の城」も間違いなくそうなると思います。「出雲雨情」も「霧の城」も気持ちがどんどん入ってきて唄いやすい歌なので息の長い楽曲になるように感じています。そういった意味では2曲とも私にとっては大事な楽曲ですので切り離すことができません。これからのいろいろなステージで必ず唄うであろう強力な作品が続いているような気がして嬉しい限りです。
○ 今後の取り組みをお聞かせいただけますか。
演歌は癒やしを求めている方々にはじわっときますから、いただいた曲を大切にして応援して下さる皆様の心に浸透していけるように真心を込めて歌っていきたいと思います。
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