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ザ・キングボーイズ 大阪でオールディーズサウンドのライブ
新曲「涙のロンリーボーイズ」を披露
会場は笑いで充満
 北川裕二、藤原浩、岩出和也のキングレコードの男性歌手3人のユニット、ザ・キングボーイズが、2014年10月10日、大阪市港区のオークホールでライブを開き、今年7月に発売した新曲「涙のロンリーボーイ」や、懐かしいGSサウンド、3人それぞれのオリジナル曲などを披露して集まった200余人のファンを楽しませた。
 1960年代の香りをいっぱい漂わせたザ・キングボーイズがオープニングで歌ったのは彼らのデビューシングル「渚のムーンライト」。軽快なリズムに乗って客席のファンも大喜び。流れる懐かしいサウンドは大好評で、今年7月にはやはりオールディーズのリズムに乗った第二弾シングル「涙のロンクリーボーイ」が発売された。
 この日の2曲目はその新曲。3人それぞれが入れ替わってセンターを務めるのは前作同様。新しくした振り付けは前回ほど激しくないものの、それでもふぞろいさの可笑しさが客席の笑いを誘っていた。
 リーダーの北川裕二は「歌に集中すると踊れないし、踊りに集中すると歌を忘れてしまいます。リハーサルでは上手く出来たんですが」と、笑わせていた。
 60年代のサウンドがザ・キングボーイズの看板。
 そんなことから毎回、ライブではGSサウンドの中からヒット曲を中心にメドレーで聴かせてくれる。今回も北川か「花の首飾り」「ブルーシャトウ」「スワンの涙」を、藤原は「亜麻色の髪の乙女」「君に会いたい」「長い髪の少女」、岩出は「夕陽が泣いている」「バラ色の雲」「小さなスナック」と3曲ずつ披露した。  懐かしいメロディーに客席は、手作りのきらびやかな応援団扇やLEDペンライトを振ったり、手拍子も交えてノリノリ。3人もそれに応えるかのように、北川が<得意>のダジャレを連発させるなど、会場は笑いで充満していた。
 オリジナル曲のコーナーでは3人がそれぞれ最新曲など3曲を歌い、最後は「涙のロンリーボーイ」とそのカップリングの「夢でいいから」を歌った。
 3人は「ザ・キングボーイズを結成してから、ボクたちの絆が一段と強まりました。デビュー曲が好評で第2弾まで作ってもらいました。皆さんに楽しんでいただきたいです」と話していた。
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