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 赤穂観光大使を務める韓国・釜山出身の歌手、パク・ジュニョンが、2013年9月13日、 兵庫県赤穂市の赤穂市役所を訪ね、豆田赤穂市長に25日に発売するサードシングル「嘆きの 雨」のサンプル盤を手渡すとともに、47都道府県ツアーキャンペーンの途中経過など近況を 報告した。
 ジュニョンは07年に、韓国で知り合った日本人を頼りに初めて赤穂を訪れ、そこでホーム ステーをしている。これがきっかけで赤穂との深い絆ができた。
 元々韓国ではアイドル歌手をしていたが、日本でも歌手を目指そうと決心させたのも、赤 穂の人たちとのふれあ いの中かから生まれたという。
 その後、歌手山本譲二と韓国で出会ったことから、12年3月には念願通りに日本でキングレ コードから歌手デビューを果たした。
 来日してしばらく活動していたバラードグループ「ザストーリー」のメインボーカル時代の 09年に、赤穂市から赤穂観光大使に任命されている。
 その年には義士行列にも参加し、四十七士のひとり矢田五郎衛門役で討ち入り装束で、赤穂の町を練り歩いたという。  メジャーデビュー以前から赤穂市とジュニョンのつながりは深く、彼を応援する人たちも赤穂や姫路を中心にたくさん出来ている。  豆田正明市長もその1人で、昨年6月に姫路市のショッピングセンターで開いたミニコンサートにも、お忍びで会場にやって来たほどである。  この日、ジュニョンが赤穂市役所で豆田市長と会ったのはその時以来で、豆田市長はすでに 動画サイト YouTubeで聴いていたジュニョンの新曲「嘆きの雨」を「なかなかいい曲ですね。 日本人にはない演歌の心が出ています。ぜひヒットしてほしいものです」と開口一番に激励。  さらに「日本語も初めて会った時よりもずっと上手くなっています」と、すっかり日本人ら しくなったジュニョンを称えた。
 赤穂の良さをジュニョンは「露天風呂や広がっている海の景色は素晴らしいです。旅館というものを体験したのもこの町でした。情にも厚く、韓国の家族や友人にも伝えています」と話していた。、  豆田市長は赤穂市のマスコットキャラクター〈陣たくん〉の人形をジュニョンに手渡し「これ からも観光大使として頑張ってください」と、続投を依頼。  それに応えてジュニョンは「今実施中の47都道府県ツアーキャンペーンはあと14県を残す だけとなりましたが、行く先々でぼくの出発点は赤穂ですと言っています。最初に日本の温かい心に触れたのはこの赤穂の地でした」と、これからも赤穂の魅力をどんどんと全国、さらには韓国へも広げていきたいと観光大使と しての決意を見せていた。
[パク・ジュニョン オフィシャルサイト]
http://www.go-go-juny.com/
「パク・ジュニョン キングレコード」
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=43971
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