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テイチクレコードが発足してからちょうど80年になる今年、9月6日(金)にテイチク歌謡祭が濃尾商会主催で日本特殊陶業市民会館において盛大に開催された。
司会は東海の裕次郎と自称する松原敬生。
出演は大泉逸郎、上杉香緒里、小桜舞子、あさみちゆき、松原健之。
テイチクレコード大先輩、三波春夫の「チャンチキおけさ」を出演者全員が歌唱しながら開幕した。
トップバッターは松原健之
「雪」、「金沢望郷歌」、新曲「北の冬薔薇」を大熱唱!
今年9月3日にNHK歌謡コンサートに上杉香緒里と出演。10月6日にはNHKのど自慢ゲスト出演の予定。石川県の出身で日テレの日本全国47都道府県 地元スター総選挙 で1位に輝いた。10月23日に松原健之ベストアルバム3が発売。濃尾商会でお買い求め下さい。新曲「北の冬薔薇(ふゆそうび)」の漢字が書けるか司会の松原敬生から依頼があると色紙にすらすら書き上げ、会場のファンにプレゼント。
「テイチク80年。まだ僕はデビュー8年ですが、これから先輩方のように研鑽を積んでオリジナルをどんどん増やして皆さんとまた出逢えるようにがんばってゆきたい」と抱負を語った。
2番目は、あさみちゆき。
お馴染みの「新橋二丁目七番地」を熱唱。
こうして皆様とお会いできるということをどえりゃ楽しみしてまいりました。名古屋は大好きです。ストリートライブを始めて12年経ちました。もしもあのとき子供を産んでいたら12才の子がいるかと思うと、すごく不思議な気持ちになります。これからもストリートライブ続けてゆきたいので、その雰囲気を少し味わっていただきたと、鳥羽一郎さんからいただいたギターを弾き語りながら、マイクを使わないで「青春のたまり場」を熱唱した。会場内はし〜んとして、歌い終わると盛大な拍手が鳴り響いた。松原敬生が「青春とは言えない会場ですが」と茶化したので、会場は大爆笑。あさみちゆきは笑いつつ「いつまでも青春です」ときっぱり。「失礼いたしました。私ども司会者はマイクなしで話すと聞こえないので。それにしても歌姫はすごいね。本当にすごい!」と驚きを隠せない。あさみちゆきは「明日、シンガポールに出かけ、明後日マーライオンの前でストリートライブ。どんなふうに地元の方が反応するかとても楽しみ。音楽ってすごいな。言葉が通じなくても心が通じるんですよね。やっていて良かった」と語ってくれた。
ニューシングル「愛染桜」が10月9日に発売します。ぜひ買って聴いて下さい。
3番目は小桜舞子
「女の夜汽車」を熱唱後、「テイチク80周年記念の歌謡祭に歌えることを心から光栄に思います。一生懸命歌わせていただきます。」と挨拶。
青森県を舞台にした母と娘の親子愛を描いた温かい作品「母娘じょんがら」歌唱中にアクシデントが起こる。2コーラスだと思って歌っていたらフルで流れたので、1、3番のあとに2番を歌った。こういうアクシデントはときどきあるんですよね。
デビューして12年。司会の松原さんから「ドレスで歌ってみたいという欲求はありませんか。」と問われて、「年に1回開催する昨年のコンサートでドレスを着て歌いました」と返答。ひょっとしたら、今年9月14日のコンサートではドレス姿で歌われたかもしれませんね。
今年3月発売の新曲「なみだ川」は、ネオンが映る川を見つめながら、別れた男性のことを思う一途な女性を描いた作品です。小桜さんは、高校生のときに好きな男性を思って、泣いていたことがあったようですよ。そんな「なみだ川」を熱唱披露すると、舞台から降りてきて、昭和11年にヒットした藤山 一郎の「東京ラプソディ」を会場に現れた松原健之、あさみちゆきと一緒に回って大熱唱!会場は大いに沸いた。
4番目は、上杉香緒里
上杉香緒里は来年デビュー20周年を迎える。昨年発売の「越後母慕情」、15周年記念曲「流れ星」、新曲のカップリング曲「おんなの川」、今年5月に発売した新曲「嫁泣き岬」を熱唱披露した。「流れ星」は、会場のお客様と一緒にピカ、ピカ、シューと人差し指を動かして熱唱。先日NHK歌謡コンサートに出演。9月15日は、BS日本のうたに出演予定。
「今までは、別れの歌が多かったのですが、最近は、結婚したりとか出産したりとかの作品をいただくようになりました。年齢とともに徐々にそういった光景の作品にもいろいろチャレンジしてゆきたい」と語った。
【お知らせ】
毎週日曜日の朝7時放送の東海ラジオ「上杉香緒里~歌の楽市楽座」の公開録画が毎月1回 岐阜県本巣市 LCワールド本巣 1階森の広場で行われています。ぜひ見にきて下さい。
10月26日、上杉香緒里 楽市楽座コンサート ~あゆみ~が中電ホールで開催されます。上杉さんが「ぜひ見に来て下さい」と呼びかけると、会場から「死んでも行くよ」と熱烈なファンの声が聞こえた。
最後のステージは、大泉逸郎
大ヒットソングの「孫」、「孫も大きくなりました」、昨年発売の「人生横町」を熱唱披露。
大泉逸郎は、1994年に初孫が生まれ、あまりの可愛さに、生後3日目に友人の荒木良治に作詞を依頼し、自ら作曲し、自主制作盤を発売した。1999年『孫』が発売されると240万枚以上の売り上げを記録する大ヒットとなった。そんな初孫も今では大学1年生の19才。
「孫が大きくなってね。誰に似たか知らないけど、とってもいい男。孫の結婚式に「孫」の歌を唄ってお祝いしてあげたいのが私の最大の夢」と語った。
山形県出身で日テレの日本全国47都道府県 地元スター総選挙で山形県のトップに輝いた。
2001年発売の「これから音頭」を歌うと3コーラス目に、松原健之、あさみちゆき、小桜舞子、上杉香緒里が舞台に現れ全員で歌唱。そして全員で会場にサインボールを投げて閉幕した。お客様は、テイチクレコードの思い出をいろいろ思い浮かべながらこの歌謡祭を大いに楽しんだ。