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市川由紀乃がアコースティックライブ。ポップスにも挑戦。
小学生以来のミニスカで熱唱。新曲でヒットの花を

 昨年9月3日発売の「海峡岬」(オリコン演歌・歌謡曲チャート初登場1位)がロングヒット中の演歌歌手・市川由紀乃(39)が、今月22日に発売する新曲「命咲かせて」(詞・石原信一、曲・幸耕平、発売・キングレコード)の発表を兼ねて18日、 東京・代々木の山野ホールでアコースティックライブを開いた。
 「東京でのライブは、デビュー7周年のとき以来でして、約15年ぶりになります。節目の年のリサイタルやコンサートとはちょっと違って、今回はアコースティックライブということで、ゲストにいちむじんさんにお越しいただき、また違った市川 由紀乃の世界を今日のライブで皆さんにお届けできたらと思います。来週の4月22日には、新曲『命咲かせて』を発売させていただきます。私自身、この歌で命という名の花を咲かせられるよう努めてまいります」  830席の会場は、熱烈なファンで満席=チケットは完売=の中、「海峡岬」をはじめ、「娘道成寺」「濃姫」「細川ガラシャ」「お市の方」などを着物姿でじっくりと披露。
 中盤では、ゲストのギターデュオ「いちむじん」が「ひだまり」「情熱大陸」の2曲を演奏した後、市川は着物からがらりとイメージを変えた真っ赤なロングドレスに着替えて登場。
 ポップスナンバーから「for you…」「ROSE」、チョー・ヨンピルの「窓の外の女」、続けてセクシーなミニスカ姿になって軽快なダンスを交えながら「六本木心中」を披露して客席を驚かせ、ファイナルの新曲「命咲かせて」まで全15曲を熱唱し、最後まで満員の客席をステージに釘付けにした。
 市川は「今日のライブで歌ったカバー曲はほとんど初めて歌う曲ばかりでしたのでとても新鮮でしたし、踊ったりして歌うといういい経験ができました。『ROSE』や『六本木心中』、そして『窓の外の女』の後半でハングル語で歌ったりと、そういうチャレンジがいままではあまりなかったので、今年は挑戦の年だなと思っています。ふだんは演歌がほとんどなので、今日は、音楽ってジャンルを問わず素晴らしいものだなと、改めて思いました。また機会があれば、演歌ではないカバー曲も歌ってみたいですね」と新たなチャレンジに意欲を燃やし、大胆なミニスカを 披露したことについては「(膝上約15㌢の)ミニスカで足を出して歌ったのも、年齢もそこそこきているので、いまのうちに出したほうがいいという皆さんのご意見を尊重して、おもいっきり楽しんで歌わせていただきました。子どものときもスカートをはくときは、膝丈くらいでしたので、ミニスカは小学生以来です。きのうまでは恥ずかしかったですけれど、今日は恥ずかしさはありませんでした」とニッコリ。
 新曲については「命をかけて愛を成就する一途な女心の歌でして、タイトルの『命咲かせて』にいまの自分を重ねて、今年は(ヒットの花を)咲かせたいなと思っています。年末の紅白? それは、いまのわたしにとっての夢です」と話していた。       (了)
 ◆ サンニュース/平成27年4月18日配信
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