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西方裕之が国安修二と南青山MANDALAで5回目のフォークライブ
城之内早苗がシークレットゲスト出演
 新曲「忍野八海 わかれ旅」(第28回藤田まさと記念新作コンクールグランプリ作品)=キングレコードから4月23日発売=が好調の演歌歌手・西方裕之(53)が27日、東京・港区のライブハウス、南青山MANDALA(マンダラ)で「西方裕之&国安修二フォークライブvol.5」と銘打ったライブを開いた。
 これは、「ねぇ」のヒットで知られるシンガー・ソングライター、国安修二(55)とのジョイントによるフォークライブで、「絶妙なトーク」「選曲のよさ」「毎回変わるシークレットゲスト」によって毎回人気を集めている。
 ギターを約80本所有するというギター大好き人間でもある西方は、知人の紹介で国安と知り合い、すぐに意気投合。約2年前から同ライブを始め、今回で5回目を迎えるが、西方は「とうとうこのライブも、なんだかんだで5回目を迎えることになりました。正直、5回も続くとは思ってもいませんでした。今回もフォークソングと歌謡曲を中心に楽しいライブをお届けしたいと思います」。
 約100人の熱烈なファンで満席の中、国安は「前回もここでやらせていただいて、また今回もここでやらせていただき、たくさんのお客さんに来ていただいて本当にありがとうございます。恒例のメドレーもご用意しておりますので、最後までゆっくり楽しんでいってほしいと思います」、西方は「1回目は珍しいということで皆さんが来てくださいましたが、2回目、3回目とだんだん減るのかなと思い、5回も続くのかなと思っていたのですが、こんなにもたくさんの方に来ていただいてうれ しいです」とあいさつ。
 2人のアコースティックギターの弾き語りで、昭和のヒット曲のカバーから加山雄三の「お嫁においで」をはじめ、BUZZの「ケンとメリー」、南こうせつの「夢一夜」、石川さゆりの「天城越え」、島倉千代子の「からたちの小径」、天地真理の「ひとりじゃないの」、アニメソングメドレー、それに同ライブ初公開のAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」など全13曲を熱唱。
 また、オリジナルコーナーで西方が「高瀬川」、国安が「いのちの芽」をそれぞれソロで歌い、さらに今回、5回目にして西方&国安コンビによる初のオリジナル曲「今夜は飲もうよ」が完成して初披露し、作曲を手がけた国安は「できればCDを出したいですね」と自信のほどを見せ、客席の反応も上々だった。
 途中、元人気アイドルグループ「おニャン子クラブ」のメンバーの演歌歌手・城之内早苗(46)がシークレットゲスト出演。おニャン子クラブのヒット曲「セーラー服を脱がさないで」とソロデビュー曲のヒット曲「あじさい橋」を歌い、「今日は、本当に幸せな時間を過ごすことができました。私もギターができれば仲間に加えていただけるのかなと、すごくうらやましい気持ちになりました。
西方さん、ギターをください。国安さん、ギターを教えてください」と言ってステージを盛り上げ、西方は「また来てくださいね」と笑顔を見せていた。      (了)
 ◆ サンニュース/平成26年7月27日配信
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