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北川裕二が新曲「なみだ百年」発表ライブ
「今年はぜひ紅白を目指したい」 恩師・弦哲也さからも激励
今年5月でデビュー32年目を迎え、藤原浩、岩出和也との3人組演歌ユニット、ザ・キングボーイズとしても活躍中の演歌歌手・北川裕二(61)が、15枚目のニュー・シングル「なみだ百年」(詞・下地亜記子、曲・弦哲也)をキングレコードから1月7日に発売したのを記念して26日、東京・王子の北とぴあ・つつじホールで新曲発表ライブを開いた。
約400席の会場は、デビュー当時からの熱烈なファンらで満席の中、「今年で32年目になりますが、30周年を機に、中田信也さんという素晴らしいディレクターに『女のみれん』という大衆演歌の第1弾を作っていただきました。これが功を奏しまして、第2弾『恋雨みれん』も全国の皆さま方に歌っていただき、その流れで『なみだ百年』が発売になりました。こうして32年も歌ってこられたのは、皆さま方のお陰だと心から感謝しています。今日も一生懸命、最後までステージを務めさせていただきます」とあいさつ。
新曲「なみだ百年」をはじめ、同カップリング曲「風花の宿」、〝みれんシリーズ〟から「恋雨みれん」「女のみれん」などを歌った後、今度の新曲「なみだ百年」を作曲した恩師・弦哲也さん=北川は弦さんの2番目の弟子=と編曲の南郷達也さん、カップリング曲「風花の宿」を作詞した、つつみりゅうじさん、キングレコードの担当ディレクター・中田信也さんの4人がステージに登壇。
弦さんは「新曲を出すたびにこうしてたくさんの皆さんに応援していただいて、北川裕二は幸せ者だなと思います。今回は、大衆演歌をより色濃くした路線をちょっと変更した3作目なんですが、この3作=第1弾「女のみれん」、第2弾「恋雨みれん」=で少しまわりの空気が変わってきたような気がいたします。この空気を実感できるようぜひ皆さんのお力をお貸しください」とアピールし、南郷さんは「今回も大衆演歌の路線でアレンジさせていただきました。これが3作目ですが、非常に楽しくてやりがいのある仕事でした」。
その弦さんのギター、南郷さんのベースをバックにシャンソン風のアレンジで「潮来雨情」、タンゴ風のアレンジで「溺愛」、弦さんが作曲した故・美空ひばりさんのカバー曲「裏窓」など全15曲を熱唱し、弦さんも「折り鶴の宿」を1曲披露。
北川は「『女のみれん』から路線を変えていただきまして、大衆演歌というカラオケファンの方々に歌っていただけるような作品をいただきました。階段を一つひとつ上がっているような気がしますし、今度の『なみだ百年』は〝みれんシリーズ〟の集大成で、オリコンの演歌・歌謡曲ランキングで2週続けて5位といういいスタートを切らせていただきました。キャンペーンをやっていてもお客さんの反応がいままでとはかなり違いますし、自分でもノリにノっていますので、今年はぜひとも紅白を目指して頑張ってみたい」と張り切っていた。 (了)
◆ サンニュース/平成27年1月26日配信