トップページ>シンガープロ>今までに発行してきたシンガープロ一覧表
キム・ヨンジャ 新曲「ヤーヤーヤー・恋は止まらない」発表キャンペーン
会場:鈴鹿ハンター(三重県鈴鹿市) 協力:みどり楽器 2014年2月11日(火)
司会者から「1月29日に発売したばかりの新曲『ヤーヤーヤー・恋は止まらない』を聴いて下さい」と紹介すると、きらびやかな青い衣装を身にまとって、「こんにちは」と明るい声でステージに現れ、深くお辞儀すると、とびきりの笑顔で、身体を大きく巧みに動かして大熱唱。心躍るワクワク感のあるステキな歌で、「年齢がなんなの」という歌詞から想像すると、余程年齢が離れている恋人同士のお話かと思うけど、実は、人を恋する気持ちに年齢なんて関係ないという意味。50才になっても70才になっても恋をしたっていいじゃないの。どんどん恋をしなさいよと言ってくれれば、前向きで明るい気持ちになれる。「恋は止まらない」の言葉の中には、破天荒、破竹の勢い、突き進むのニュアンスが感じられるから心が大きく弾ける。
鈴鹿ハンターは2回目で、昨年の6月に『酒ごころ』でキャンペーンを行ってからわずか7ヶ月ぶりのキャンペン。今回、新曲「ヤーヤーヤー・恋は止まらない」のCDを購入して下さった方にはもれなく団扇(うちわ)と色紙がもらえる特典もあった。
2曲目は「熱い河」で、全力で歌っているように感じた。ステージを所狭しと動き回り、「ああ生まれる前も」と唄い上げると、くるっと回って身をかがめマイクを床に接するぐらいに引き離して「あ~」と歌唱しているから驚き。声に相当な伸びがあり抜群の歌唱力を感じる。1階からでも2階からでも3階から見ていても迫力があり見応え充分。キム・ヨンジャの歌唱姿は歌の燃える熱い想いをひしひしと伝えてくれた。
「日本で再デビューしてから今年の5月で27年になります。その間いろいろ応援させていただきまして、このように皆様とお会いできて、いつも感謝の気持ちで一杯です。それでは『酒ごころ』をお届けしたいと思います。一緒に歌って下さい」と「酒ごころ」を歌い始めると思いきや、違う曲が流れてくるというアクシデント。「これが生でございます」とうまくはぐらかすと笑いの渦が巻き起こった。そして「酒ごころ」のイントロが流れてきて、歌い始めるとほんわかとしたほのぼのとしたメロディーにお客様の表情がなごやかでとても楽しそうだった。
「皆様のお陰で『酒ごころ』が演歌・歌謡曲チャートオリコン1位を飾ることができました。本当にありがとうございました。」と報告すると大きな拍手が送られた。
次に「月下美人」と続き、「ヤーヤーヤー・恋は止まらない」のカップリング曲である「最後の人」。「この歌はリクエストが多いので今日からでも歌って下さい」と担当のディレクターからお願いがあったようで、実はレコーディング以来一度も歌ったことがなく、歌詞に一抹の不安があったようで、お客様に「歌詞カード見てもいいですか。間違えてオロオロするより、きちんと歌った方が良いと思いますので、お許し下さい。それでは『最後の人』聴いて下さい」と歌詞カードをお守り代わりに熱唱披露。正直がいいですよね。堂々ときちんと歌えた方が礼儀に叶っている。ご自分で作詞している曲ならともかく、初めて歌詞カードを見せられて、それを覚えることは大変なこと。
最後は、カップリングの「最後の人」と言いたいけど、新曲「ヤーヤーヤー・恋は止まらない」のワンポイントレッスンを行って再び大熱唱。スケールの大きさとダイナミックな歌いっぷりは躍動感があって、見ていてとても楽しい。演歌歌手でこれほど活発に身体をリズミカルに動かすアーティストは類い稀。身体から醸し出される力強い表現力と素晴らしい歌声は全身全霊で私たちにこの歌を届けたい。そんなベテラン演歌歌手、キム・ヨンジャに熱い想いを感じた。