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インタビューの前にカフェテリア バネサで新曲を聴かせていただきました。「三陸海岸」、「女漁師」という楽曲名から連想したのはド演歌でしたが、実際に聴いてみると今の若者が好む曲調もあり、必ずしもド演歌とは言いがたい。のびやかで心地よく、それでいて迫力を感じるから心が躍ります。渾身の力を込めて歌うバネサの抜群の歌唱力は小さな空間ではとても収まりきれません。大ホール、大音響で歌ってこそバネサの持ち味であるパンチ力の効いたド迫力演歌が生きてくるのだと確信しました。
さて、ぶしつけにバネサさんに「三陸海岸」と「女漁師」は東北震災復興支援ソングですかと尋ねてみました。
すると返事はノーでした。大城バネサ デビュー10周年を記念して新曲を発表したい。さて何が歌いたいか。バネサは「海の唄が歌いたい!漁師さんに喜んでいただける唄が歌いたい! サンマはなぜか とても心が魅かれる魚なので サンマを歌ってみたい!」と青山るみさんに心の内を明かしました。
【青山るみ】
バネサの言葉から、サンマの獲れる所を調べていくと、三陸海岸で沢山獲れることがわかりました。さらに調べていくと三陸の漁師さん達の底力、心意気に触れて感銘を受けたので詞を書きたいと思いました。
【大城バネサ】
三陸海岸に絶対行ってみたいという念願が叶い PV(プロモーションビデオ)撮影に三陸海岸まで行きました。
漁協さんに、船の出港シーン撮りたいけれどとお伺いしましたら 出港する予定の船は無いとの事でした。
その日の天気予報は雨。ホテル内でPVの撮影をしていました が・・・急にマグロ船が 出港すると漁協から連絡が入り
すぐに港まで行きました。
マグロ船は なんと出港したら1年も帰ってこないと聞き、ビックリしました。
船長さんが「新曲を船から流してあげるね!女性は船に乗れないから船の前で歌って 歌い終わったら乾杯して船を出す」と言って下さいました。今までに無い初めてのことで 皆さんとても喜んで下さいました。
漁師さんたちの心意気、ご家族の方々の温かい心にすごく感動しました。
突然 気仙沼の漁協さんにお邪魔したにもかかわらず 雨も降らず奇跡的にも出港シーンも撮る事が出来、皆さんがとても親切にして下さいました。
三陸海岸まで行って本当に良かったと改めて思いました。
【安藤】
テープカットしての別れ際、初対面にもかかわらず漁師さんたちから船の上から「来年おいしいまぐろをとってくるね」と声をかけられました。バネサさんをその温かい言葉に感激して号泣してしまいました。
新曲「三陸海岸」はそんなバネサさんの強い想いが込められた壮大な歌です。
一方「女漁師」ですが、海が大好きな女性漁師の心意気を歌っています。三陸海岸の男性漁師にも劣らない仕事ぶりに圧倒されて出来上がりました。この歌もバネサさんの強い想いが込められています。
「三陸海岸」、「女漁師」ともメイン曲としてふさわしい最高の出来映えに仕上がりました。明るくスピード感ある力強いバネサの歌声に誰しも感動し勇気づけられることでしょう。
なお「三陸海岸」、「女漁師」の両曲とも作詩はRサプライ株式会社 代表 青山るみ、作曲は岡千秋、編曲は丸山雅仁です。
新曲の「三陸海岸」、「女漁師」は 細川たかしプロデュース の絶品の作品です。皆さん、ぜひCDを購入して聴いて下さい。