トップページシンガープロ今までに発行してきたシンガープロ一覧表

 新曲「命かさねて」(詞・水木れいじ、曲・岡千秋、発売・キングレコード)が絶好調の演歌歌手・藤原浩(52)が12日、岡山・岡山市のホテルグランヴィア岡山でデビュー20周年記念ディナーショーを開いた。
 地元ファンを中心に約400人が詰めかける中、「皆さまに支えていただきながら20周年を迎えることができました。こうして地元・岡山で20周年記念ディナーショーができて感激です」と笑顔を見せながらデビュー20周年記念曲「命かさねて」をはじめ、オリジナル曲から「倖せありがとう」「真情」「しあわせ迷子」「ふたりの始発駅」「冬ざんげ」「歳月」、カバー曲から「『いちご白書』をもう一度」「時代おくれ」「時代」「ハナミズキ」など全16曲を熱唱。
 途中、師匠の作曲家・遠藤実さんからデビュー前に厳しいレッスンを受けているビデオや15周年記念リサイタルにお祝いに駆けつけ、師匠から激励されるビデオを披露し、「平成3年に遠藤実先生のもとに内弟子という形で入門することができました。15周年のリサイタルのときには、遠藤先生は体調がお悪い中、ステージにお越しくださいましてこのような温かいお言葉をくださいました。リサイタルが無事に終わって、先生のご自宅に伺う約束をとってその日を待ちわびていましたが、リサイタルが終わって先生は2週間ぐらいして倒れられ、そのまま帰らぬ人となりました」と寂しそうな顔を見せた。
 ファイナルは、「人生の中には、うれしいことも楽しいこともあります。東北のほうでは、まだまだ復興に向けておつらい思いをされている方も多いです。この岡山の会場から『北国の春』をみんなで歌って、東北の皆さまに届くように一緒に歌いたいと思います」と呼びかけながら師匠・遠藤実さんが作曲した先輩歌手・千昌夫の大ヒット曲「北国の春」を歌って幕を閉じた。
 新曲「命かさねて」は、作詞、作曲、歌手の3人が岡山出身という作品で、「僕と同じ岡山出身の作詞家・水木れいじ先生、作曲家・岡千秋先生に作っていただきました。長年の夢がかないました」とうれしそうに話していた。
 来る9月30日には、東京・杉並公会堂でデビュー20周年記念リサイタルを開く。
月刊シンガープロ 月刊シンガープロ注文用紙シンガープロ