名古屋大好き(本人映像)ミュージックビデオ制作裏話
うたスキ ミュージックポストにカラオケ配信している「名古屋大好き」のミュージックビデオは完成まで3年を要した。
というのは2コーラス目に出てくる名古屋みなと祭の花火大会が、コロナの影響で2020年から2022年までの間中止になったからである。
2021年の春、桜が咲き誇っていた日に1コーラス目にでてくる名古屋城、久屋、名駅、大須を歌手の山本千夏さんと一緒に回って撮影した。
あいにくその日は曇り空だったので、歌詞にある「にこやかに」、「未来がある」の雰囲気が伝わってこない。
それで翌日が快晴だったので、山本千夏さんに電話して、もう一度撮影をお願いしたが、都合がつかないということで、仕方なく一人で名古屋に出掛けて青空、桜並木、名古屋城を撮影してきた。この時に撮影した映像を織り交ぜることで、映像に快活さがでてきたように思う。
2021年11月には3コーラス目にでてくる東山公園に出掛けて、山本千夏さんが歩いている場面や歌唱シーンを撮影。
この日が晴天に恵まれたのは本当に幸いだった。
2023年7月17日に、待ちに待った名古屋みなと祭・花火大会を撮影。
ものすごい人だかりで、歌詞にある「港祭りの夜店も楽しい」の場面を最初に撮影しようと思ったけど、とても無理なので花火が終わってから撮影することにした。
海に面した港で花火を撮影しようと三脚を立てようとしたが、足場の踏み場がないほどの人だかりで、三脚での撮影を断念し、代わりにiPhoneで撮影。
打ち上げられる花火を背景に山本千夏さんの歌唱姿を懸命に撮影したが、肝腎のお気に入りのシーンが録画ボタンを押し忘れていて収録できていなかったのを帰宅道中のお店(食事処)で知って、かなりのショックを受けた。
1コーラス目と3コーラス目は比較的上手く編集できたが、2コーラス目でお気に入りの撮影シーンを逃してしまったので、果たして無事にミュージックビデオを完成させることができるのかとても不安になった。
帰宅してから編集に取りかかったが、随所に工夫を凝らしながらなんとかまとめることができた。
花火大会の夜の撮影は映像にノイズが入るので難しいと知ったが、あの人混みの中で業務用のカメラを回すことはほぼ不可能だった。
名古屋大好き(本人映像)
投稿:2024年12月6日