2017年4月3日(月)

シンガーキャッツ2017年4月3日

みんながみんな英雄
シンガー歌謡体操

 インストラクターの鈴木先生が興味深い話しをしてくれた。
 戦後、1970年代前半までの高度成長期は、栄養状況が急速によくなり、子どもたちの身長も右肩あがりで成長してきたが、最近15年間は、身長の伸びが鈍化し、停滞しているとのこと。
 身長が伸びない理由として考えられるのは以下の5つ。
1. 睡眠不足
2. 栄養不足
3. 運動不足
4. 成長ホルモンの分泌不足
5. 遺伝
 成長ホルモンは、寝ている間に分泌されるので十分な睡眠が必要とのこと。
 最近の子どもたちは、夜更かし、運動不足があるようなので、そのあたりが、身長の伸びの停滞につながっているのではないか。なるほど、言われてみればそうかも知れない。
 あと面白かったのは、ペアを組んで立位で対面して両肩の高さをお互いに観察。「右の肩が高いとか低いとか」をお互いに指摘しあう。姿勢が良いと思っても、第三者から見ると、姿勢は良くないかも知れない。
 毎回鈴木先生が行っている仰向けに寝ておこなう体操は、腹筋や臀筋、背筋が無理なく鍛えることができるので、腰痛予防になる。また、両腕を伸ばして手背を床につけてから天井に向かって挙げて、また床におろすことの繰り返しは、肩甲骨を動かすことになるので、肩こりの予防になる。さらに仰向けで寝たまま歌を歌いながら、足の指を広げたり閉じたりする体操は、認知予防にもなる。
 ゴルフボールを足の裏に入れてコロコロ転がすのは、とても気持ちが良いので、血行を良くしていると感じる。そのことを鈴木先生は、「声を失ったつんくさんが『瞬間を楽しめる人間は幸せ』と語っていた」との話を持ち出して、「気持ちがいいな」と、その瞬間を心から楽しんで欲しいと語った。真実か否かは知らないけど、80才以上になると「幸せホルモン」が分泌されてくるらしい。
 村川先生は、窓から見える藤宮神社に咲いている桜の花を見て、きれいとささやき、部屋に飾られている花を見て、「まあ、きれい 私みたい」と大きな声で叫んだ。自分がきれいだと思い込む。そして笑うことは、心にも身体にも確かに良いと感じる。「『笑う門には福来たる』のことわざがあるように、良いことがきっと訪れる、いいことばかりを考えて悪いことは考えないように生活しましょう」と語った村川先生の言葉が印象に残った。
 ニコニコしながら、みんなで「2憶4千万の瞳」を鈴木先生の熱唱を聴きながら、また「みんながみんな英雄」をみんなで歌いながら思いっきり踊った。踊るということは実に楽しい。
 村川先生も浅野先生も振り付けがとても恰好が良いので、2人の先生のように踊れるようになれたら、それはとても素晴らしい。憧れは目標で、目標は生きる原動力になる。
 原口先生は、寝転がって行う体操を行った。左側臥位(左側に向いて寝る状態)で、右足を伸ばして90度に曲げて、そのまま曲げている足を胸につけて・・・。今度は右側臥位になって、左足を伸ばして90度に曲げて、そのまま曲げている足を胸につけて・・・、こんな感じで進行していく。
 最後はみんなで輪になって歌いながら笑顔で楽しく整理体操。

上↑