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小金沢昇司が56歳のバースデーライブ
独立後初のバースデーライブは自分の歌だけを
 新曲「昭和の花」(発売・キングレコード)が好調の演歌歌手・小金沢昇司が、8月31日に56歳の誕生日を迎えるのを記念して30日、東京・台東区の「浅草六区 ゆめまち劇場」でバースデーライブを開いた。
 今年で17回目を迎えるバースデーライブだが、今回は、今年2月に長年所属してきた「北島音楽事務所」から独立し、「ジャパンドリームエンターテイメント」を設立して初のバースデーライブ。
 「このバースデーじゃないと見られない、聴けない歌があったりしてか、年々、お客さんがどんどん増えてきて、今日もギューギュー詰めなんですよ」とうれしい悲鳴をあげながら「誕生日なんだから僕の好き勝手にやらせてよということで始まったライブでして、いままで新御三家をはじめ、マイケル・ジャクソン、EXILE、スギちゃん、キンタロー。など、物まねやヒット曲挑戦など好き勝手なコーナーがあって、そんなふだんのコンサートでは見ることができないステージを楽しみにしている人が多いんですよ。だけど今年は独立した年でもありますので、中には僕のふだん聴けない歌を聴きたいという方も多いので、今日は自分の歌だけを皆さんに聴いていただきたいなと思っています」。
 約200人の熱狂的ファンで満席の中、新曲「昭和の花」をはじめ、「北の三代目」「俺じゃだめなのかい」「とべない雀」「南部酒」 「神楽坂」「願・一条戻り橋」、それに代表曲「ありがとう…感謝」など全11曲を熱唱。
 また、同じ所属事務所の演歌歌手・半田浩二、歌手仲間の山口かおる、小金沢の歌が大好きな同じレコード会社の後輩歌手、パク・ジュニョンの3人がお祝いに駆けつけ、それぞれの歌唱でステージに花を添えた。
 その中でパクとは、彼が好んで歌っている小金沢のオリジナル曲「オモニ〜母へ〜」をデュエットする場面もあり、満員の客席は大喜びだった。
 翌日31日に56歳を迎え、バースデーケーキをプレゼントされ て感激の小金沢は「肉体的には多少、弱ってきているのかもしれま せんが、精神的には全くないですね。自分では、変わっていないような気がします。ただ56年というと、半世紀を過ぎているわけですから老化してもおかしくないなと思うんですけれども、お客さんに夢をお届けして、お客さんからも夢をもらっているので、これからも若さを保ち続けながら歌っていきたい」と話していた。(了)
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