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月刊シンガープロ
葵かを里 デビュー10周年記念曲「二月堂」キャンペーン
2014年11月26日(水)   於)西春パレマルシェ(愛知県)  協力:文化堂楽器店
   葵かを里 デビュー10周年記念曲 新曲「二月堂」発表会キャンペーンが2014年11月26日に、葵かを里の故郷である愛知県(会場は西春パレマルシェ)で行われた。
 葵かを里は前作までの4作品は全て京都を題材にしていたが、今回、初めて奈良を題材にした作品。
 今回のキャンペーンを通して、改めて葵かを里は、踊りを舞ながら唄う演歌歌手であることを認識した。
 司会者が「雨の降る中をお越しいただきありがとうございます。葵かを里はお人形さんのみたいな歌手です。出身は地元愛知県ですから、ぜひ皆さん、応援して下さい」と紹介すると、日本古来の厳かな感じのするイントロが流れ、黒い着物を身にまとった葵かを里がステージに登場。和やかな笑顔を振りまきながら「皆様、こんにちは」と述べると、新曲「二月堂」を歌唱。風情のある美しい古都にぴったりの気品のある顔立ち。そして振りはしなやかで、歌声は「あなた」のフレーズひとつとってみてもこまやかで繊細。日本の心を感じる歌声には日本古来の伝統と脈絡と続く日本の歴史を伝えているようにも感じた。
 歌い終わると、「皆様こんにちは。葵かを里です。今日から、東海地区の店頭キャンペーンをスタートさせていただきました。皆様の温かいご支援のお陰でデビューしてから10年目を迎えることができました。今回の10周年記念曲は、オリコンチャート2週連続2位。CBC歌謡ベストテンも初登場で第2位。ということで2の数字が一杯並びました。一番になれるよう目標をもって精進してまいりたいと思います。」と挨拶。
 新曲「二月堂」は、奈良東大寺二月堂を舞台に、愛する男を待ち続ける“恋に生きる女”を唄った作品。二月堂では毎年3月12日にお水取りという行事が行われ、関西に春がやってきたことを告げてくれる。
 葵かを里は、「そんなお水取りに男女が別れていくんです。でもこの別れかたが希望が残っているんです。男性がこんなことを言うんです。『必ず戻ってくるから待っててね』と。だからこの女性はいつまでも信じて待ち続けるんです。髪のひとすじも唇もほかの誰にも許さないほどに。そんな情熱的な恋に生きる女性の切ない物語です。」とわかりやすく教えてくれた。
   京都シリーズは、京都を舞台にしたしっとり悲恋演歌作品の「桂川」から始まって、「京都白川おんな川」、「鴨川なみだ雨」、「保津川ふたり」の4作品。京都の川を舞台に愛し合っても添えない二人の恋物語を展開してきた3作品のあとの4作品目は、ドラマティックに恋の逃避行という形で結ばる。
 「皆様に支えられて4作も続くことができました。」と感謝の意を述べて、京都シリーズ最終章「保津川ふたり」をせつせつと情感豊かに歌唱。
   葵かを里のモットーは、人との出逢い、ご縁を大事にして明日につなげていくこと。この原点を綴った歌がデビュー曲の「夢みなと」。坂口照幸氏と水森英夫氏から戴いた作品で、人生はこんな風につながっていくんだと共感できる人生演歌の傑作作品。このデビュー曲を客席を回りながら披露。
   葵かを里のもう一つの顔は、厳かな和風のイメージから一転して、心弾ける明るいマンボ、ルンバ、サンバの歌を躍動感あふれた踊りを添えて歌唱する歌手でもあること。
   新曲「二月堂」のカップリング曲「誘惑サンバ」をお客様も一緒になって盛り上げていただきたいなと、お客様にお手拍子のお願い。サンバと言ったら、2回手をポポンと打って下さいと手拍子の練習を行う。
   お客様も結構大変かと思いますが、葵かを里も一生懸命がんばって踊りますので、最後までついてきて下さい。それでは「二月堂」のカップリング曲の「誘惑サンバ」いきたいと思います。イェイ!ピーピーと笛の音が鳴って目が覚める勢いのある歌で、葵かを里は、着物姿でピョンピョン跳びはねたり、右に回ったかと思えば、左に回る。リズミカルで快活で、お客様も一生懸命に手を叩いて楽しんだ。
   最後に再び「二月堂」をしなやかに日本舞踊を舞ながら大熱唱。葵かを里の舞を添えたこまやかな情感あふれた歌声は、京都、奈良をモチーフにした楽曲がとてもお似合いであると痛感したキャンペーンであった。
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