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秋元順子が10周年記念全国20カ所ツアーのファイナルを 東京・中野サンプラザで  全19曲熱唱
 2005年7月21日にキングレコードから「マディソン郡の恋」でメジャーデビューして 今年で10周年を迎えた実力派歌手・秋元順子(67)が17日、東京・中野区のサンプラザホー ルで「10th Anniversary 秋元順子コンサート 2014~歌ある限り、愛のま まで生きる~」と銘打った10周年記念コンサートを開いた。
 この日は、6月10日の神奈川・川崎市からスタートした全国20カ所ツアー(全23公演)のファイナルで、「どの会場もほぼ満員で、とても温かい拍手をたくさんいただき、どの会場も自分自身が感動する公演ができたことが一番思い出に残っています」。
 そのファイナルを迎え、「今年でメジャーデビューして10周年という記念すべき年を迎えさせていただき、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。今回のツアーは6月からスタートしましたが、ツアーを行っている人の中では一番の年長者なので、寒い12月までの半年間、どのようになるか心配しました。それだけに、暑い夏を通り越して、今日のこのファイナルを迎えられますことは、日本中のファンの皆さま、そして多くのスタッフ、バンドのメンバー、各地で関わってくださった方々のお陰だと心から感謝していますので、今日のファイナルは、いつものように心を込めて、愛を込めて歌わせていただきます」と感激。
 2部構成で、第1部の前半は、好きな音楽に携わって40年以上になる自分の歴史を写真で見ていただきながらその時代にヒットした曲を歌わせていただきます。2部は、オリジナル曲を歌わせていただきます。今回初めて演出家の先生の構成によるもの」というステージで、約2000人の熱烈なファンが詰めかける中、前半は懐かしいヒット曲のカバーから「君といつまでも」をはじめ、ハワイアンメドレー「ブルーハワイ~カ・マカニ・カイリ・アロハ」、「枯葉」「ある恋の物語」、後半はオリジナル曲から「マディソン郡の恋」「24時の孤独」「一枚の写真」「愛のままで…」、それに新曲「愛鍵」など全19曲を熱唱した。
 2014年の今年は「本当に充実した1年だった」と振り返り、この10年は「あっという間でした。忙しく早く過ぎてはしまったんですけれども、素晴らしいたくさんの曲に巡り合え、思いもしない出会いをたくさんいただけたこと、そしてこれから先、まだ夢を持って自分が進んでいかれるんだという思いができた10年でした」。
 今後の目標は「いままでたくさんいただいたオリジナル曲を順子ワールドで表現したものを海外でどのように聴いてくださるか、受け入れてくださるかを試してみたい。ワールドツアーを実現させてみたいです」と話していた。(了)
 ◆ サンニュース/平成26年12月17日配信
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