トップページシンガープロ今までに発行してきたシンガープロ一覧表

シンガープロ

表紙1サンプル1サンプル2サンプル3サンプル4サンプル5サンプル6
表紙2|サンプル7|サンプル8サンプル9サンプル10サンプル11サンプル12| 全48ページ フルカラー

月刊シンガープロ
小桜舞子 岐阜県を中心に3日間のキャンペーンを展開
新曲「人世舟」お披露目キャンペーン&桜庭翔華舞踊ショー
7月20日(日) カラオケシンガー(愛知県江南市) 協力:エデン
   小桜舞子は、7月18日に山ちゃん(岐阜県多治見市)、こすも(岐阜県瑞浪市)、たかね(岐阜県可児市)。
19日にさわやかデイサービスセンター伏見(岐阜県可児郡御嵩町)、さわやかナーシングみたけ(岐阜県可児郡御嵩町)。20日に心優凛(岐阜市岩崎)、anan(岐阜市旦島)、カラオケシンガー(愛知県江南市)とキャンペーンを実施。各会場とも満員御礼で大盛況。
 カラオケシンガーは20日の3軒目で、まずは新日本舞踊 桜庭翔華が「恋千鳥」を披露。その華麗な舞に観客は心酔し、感動の余韻が残る中、いよいよ小桜舞子が登場。
 かわいらしい声で「皆様、こんばんは。テイチクレコードの小桜舞子です。昨日、御嵩町の特別養護施設を慰問させて頂きました。私はデビュー前からそういうところでボランティアで歌いながら、おじいちゃん、おばあちゃんと握手したり、お供させていただき今日に至ってます。今日は皆さんと想い出深い日にしたいです。」と挨拶。
 外は激しい雷雨で大砲のような音が鳴り響く中、新曲「人世舟」を大熱唱。「人世舟」は、音だけ聞くと「一夜舟」とも受け取られ、漢字だけ見ると「じんせいぶね」とも読める。だからタイトルの右側に「ひとよぶね」とルビを振っているとのこと。作詞は仁井谷俊也先生で、作曲は岡千秋先生。今はつらくても、いつかは幸せになれる。そう信じて、一人生きる女性の人生を川の流れに例えているが、ただ一人で生きるというだけでなくて、亡くなった大切な彼ともの思い出もあり、母からの言葉もある。心の支えがあるからこそ生きていける、そんな温かいメッセージの込められた作品。
   今年2月、東京の中野サンプラザホールで開催されたテイチクエンタテインメント創立80周年記念コンサートに「人世舟」で参加。「テイチク」の由来は設立時の社名「帝国蓄音機商会(ていこくちくおんきしょうかい)」の略称で、もともとは蚊帳を売っていた会社らしい。
 今年デビュー79年を迎えた菅原 都々子は、まさにテイチクと共に人生を歩んでこられたアーティストで、小桜舞子は、彼女の代表作「月がとっても青いから」と神楽坂はん子の「ゲイシャ・ワルツ」の2曲を場内を回りながら熱唱して沸かせた。
   また小桜舞子は平成デビュー歌手代表として、全国を旅する「夢コンサート」にも参加。それが縁で、千昌夫さんに可愛がっていただいたこと、島倉千代子さんから温かさ、やさしさを一杯いただいたことをお話してくれた。東海ラジオの公開録音で島倉千代子さんの「からたち日記」を歌唱したら、島倉千代子さんから、「一番の『雨』のフレーズをきちんと使い分けて歌ってくれて、胸がじ~んときたの。ありがとうね」と言われたことや島倉千代子さんの着物をいただいたときに着物を保管するケースに島倉千代子と書かれてあって、なんとも言えない切ない気持ちになったことなどのエピソードがとても興味深かい。
 人世舟は、一人の女性が幸せを目指して生きていくのに対して、カップリング曲「いのち草」は、好きな男性と共感してともに幸せを目指していく歌。そんな「いのち草」と小桜舞子の人気曲「ひとり旅立つ女の夜汽車」、「母娘じょんがら」を熱唱披露。振り付けの手の動きや表情に、しなやかさ、色気、やわらかさ、しとやかさ、激しさが伝わってくる。
   人世舟をもっと楽しく歌える歌唱レッスンもしてくれた。作曲家の岡千秋さんからいただいたアドバイスも含めて、
○ 一番の一行目「泣いて覚えた お酒もあるわ」 は、カウンターに女性がひとり座っていておちょこととっくりがあって、静かにちびりちびりと飲んでいる情景を頭の中に想い描きながらふわーとした気持ちで歌う。
○「浮いては沈んだ この世川」は、さびの部分で、「沈む」というところに重さを与える感じで歌うと、 次の「この世川」が出やすくなる。
○ 「人世舟」は全てが凝縮された3文字なので歌詞終わりの「人世舟」は大事に歌う。
○ 作曲家の岡千秋先生は、全国カラオケ大会で審査員をしていらっしゃって、「わたしどもプロにも皆さんにも共通して言えることは、母音をはっきり声に出す」とアドバイスしている。
 母音を意識することによって言葉がはっきり聞こえ、結果詩の内容が伝わりやすくなる。
 以上の歌唱指導のあと、再び「人世舟」を今度は、桜庭翔華の華麗な踊りを添えて大熱唱。桜庭翔華の見事な舞いと小桜舞子の素晴らしい歌唱は最後を飾るのにまさにふさわしく、大いに盛り上がり、楽しませてくれた。
 ポスターからはおしとやかな大人のイメージが伝わってくるけど、もっと柔和で、気さくで、どことなくあどけなさの残る小桜舞子さん、今後のご活躍が楽しみです。
月刊シンガープロ 月刊シンガープロ注文用紙シンガープロ

 


Copyright (C) SingerPro All Rights Reserved.