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原田悠里が10回目の七夕コンサート
16分にわたって長編歌謡浪曲「特攻の母」を披露
 デビュー33年目を迎え、6月25日発売の新曲「涙しぐれ」(詞・田久保真見、曲・岡千秋、発売・キングレコード)がオリコン演歌・歌謡曲ランキング(7月7日付)初登場1位、有線・演歌歌謡曲リクエストランキング(7月2日付)1位と幸先のいいスタートを切った演歌歌手・原田悠里(59)が7日、東京・五反田のゆうぽうとホールで「原田悠里コンサート2014」と銘打った七夕コンサートを開いた。
 毎年恒例の「七夕コンサート」で、今年は記念すべき第10回目。七夕コンサートは2005年に スタートしたが、七夕の日の「7月7日」に開くのは、10年ぶり2回目。
 毎回、スペシャルゲストの共演などで話題を呼んでいるステージだが、今回の一番の目玉は、歌 謡浪曲の師匠でもある二葉百合子の監修による「特攻の母〜ホタル〜」=同曲のシングルをニュー・シングル「涙しぐれ」と同時発売=を披露することで、「回を重ねて10回目ということで大変うれしいですし、今回は感謝の気持ちがいっぱいでして、緊張はしていますが、私自身も皆さんと一緒に楽しめるコンサートになったらいいなと思います。前半は、華やかにブラジルのサンバを取り入れたりし、中盤では『特攻の母」、後半では『涙しぐれ』という久々の1位を獲得した新曲を歌わせていただきます。『特攻の母』では、真実を真摯に純粋に皆さんに語り継いでいけるようにと、このコーナーをやらせていただきます」。
 1800席の会場は、熱烈なファンで満席の中、和服、織り姫姿、真っ赤なドレスなど様々なコス チュームで新曲「涙しぐれ」をはじめ、「古都旅情」「人生花ごよみ」「三年ぶりの人だから」「おんな 坂」「木曽路の女」「秋月の女」「天草の女」「津軽の花」などメドレーを含めて全16曲を熱唱。  また中盤では、同公演の目玉でもある長編歌謡浪曲「特攻の母〜ホタル〜」を16分にわたってド ラマチックに歌い上げ、満員の客席を感動させた。
 「特攻の母〜ホタル〜」は、昨年のベストセレクションに収録された16分を超える長編歌謡浪曲が、コンサートなどの歌唱によって多くの人を感動したことからシングル化を要望する声が多かったことからシングル=長編のシングルバージョン、ショートバージョン、ショートバージョンのオリジナルカラオケを収録=発売されたもの。  今月9日に大阪・メルパルクホールで同公演を開催。 (了)
 ◆ サンニュース/平成26年7月7日配信
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