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福田こうへいが東京国際フォーラムでファーストコンサート最終章。昼2回で3000人のファン を魅了
 民謡日本一に輝き、民謡界で活躍しながら平成24年10月24日、「南部蝉しぐれ」(詞・久仁京介、曲・四方章人、発売・キングレコード)で演歌界にメジャーデビューして20万枚を突破。昨年は、「第64回NHK紅白歌合戦」に異例のスピードで初出場を果たし、「第55回日本レコード大賞・新人賞」も獲得した福田こうへい(37)が27日、東京・千代田区の東京国際フォーラム・ホールCで「福田こうへい ファーストコンサート〜その4〜有楽町で逢いましょう」と銘打ったコンサートを開いた。
 この日は、昨年から行ってきたファーストコンサート=昨年6月12日の渋谷・さくらホール「序章」を皮切りに、同9月18日の浅草公会堂「望郷編」、同11月13日の青山劇場「青春編」=の最終章で、2014年2月5日発売のライブアルバム「演歌夢語り〜徳光和夫のナレーションで綴る(望郷・青春編)〜」=浅草公会堂、青山劇場で開催されたファーストコンサートを収録した初のライブ盤=に収録された世界をさらにパワーアップした内容で構成。
 「今日は、全4カ所でのファーストコンサートの集大成といいますか、全部まとめたものを出して 歌わせていただくわけですが、すべての公演に来てくださった方も大勢いらっしゃいますので、これ までの3カ所での公演もそうですが、今回もいま出せる力のすべてを出し切って歌わせていただきま す」と大張り切り。
 昼2回公演で、1500席の会場はそれぞれ満席=合わせて3000人を動員=の中、大ヒット曲 「南部蝉しぐれ」をはじめ、同カップリング曲「風やまず」、彼が尊敬する同じレコード会社の故先輩 歌手・三橋美智也さんのヒットメドレーから「おんな船頭唄」「哀愁列車」、民謡コーナーで「南部牛追い唄」、昨年5月8日発売のファースト・アルバム「響〜南部蝉しぐれ〜」から「帰ってこいよ」、昭和のヒット曲のカバーから「青春編」と題して「潮来笠」「リンゴ追分」「酒よ」、「望郷編」と題して「別れの一本杉」「津軽平野」「望郷じょんから」、徳光和夫さんの生イントロナレーションで「大利根無情」「風雪ながれ旅」などメドレーを含めて全17曲を熱唱した。
 デビュー曲が大ブレーク中だが、「正直言って、自分ではわからないですね。ただ、ファンの方から声をかけられることが多くなりました。空港や駅で私を見かけた人から『一緒にカラオケに行きませんか』と誘われたりします、若い人から年配まで…(笑い)。地元(岩手・盛岡市)の反響はすごく熱くなりましたね」。
 4月2日には、ファン待望の第2弾シングル「峠越え」(詞・久仁京介、曲・四方章人)が発売。「いまの自分が出せるすべてを入れてレコーディングしました。これからも人に飽きられない歌手、聴いてくださる方が癒やされるような歌手を目指して頑張っていきたい」と話していた。(了)
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