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福田こうへいが東京・浅草神社で新曲「峠越え」ヒット祈願 2014年4月2日配信
 民謡日本一に輝き、民謡歌手として活躍しながら2012年10月24日、キングレコードから「南部蝉しぐれ」で演歌歌手としてメジャーデビューして24万枚を突破し、昨年の「第64回NHK紅白歌合戦」に初出場するなどして大ブレーク中の岩手県盛岡市出身の福田こうへい(37)が、今月2日に演歌第2弾シングル「峠越え」(詞・久仁京介、曲・四方章人)を発売したのを記念して同日、東京・台東区の浅草神社でヒット祈願を行った。
 大勢のマスコミ関係者が詰めかける中、「特に東北の皆さんが第2弾を待ってくださっていて、次の歌でも皆さんが励まされたいという強い気持ちを持っていらっしゃるようです。今日がその新曲の発売日ですが、この浅草神社さんも復興に関係がある神社だそうですので、ここでヒット祈願をさせていただくことになりました。今日から全国の皆さんのところにこのCDを届けたいと思っています」とあいさつし、新曲の大ヒットを願いながらスタッフと一緒に拝殿に手を合わせた。
 「今日は、『南部蝉しぐれ』の発売当初の気持ちで参拝させていただきました。まずは『初心忘れるべからず』という気持ちを振り出しに戻して、この第2作を通して皆さんの心に必ずしっかり残るような歌を歌っていきたいと思っています。今日は、『初心に戻ってまた頑張ります』という気持ちでヒット祈願させていただきました」
 今回の新曲は「いま自分が歌えるすべてを入れさせていただきました。人の耳にしっかり残るような歌い方に心がけてレコーディングしました」という自信作で、「峠一つをまっすぐ進んですぐに越えられるものではない。峠という頂点が見えていない状態で、わからないながらもまずはまっすぐに進もう。右に左に曲がりながらもまっすぐ道なりに進んでいこう。自分一人だけで頑張っていこうという気持ちではなくて、復興に関しての気持ちも込めて、『自分も頑張りますので、皆さんも一緒に頑張っていきましょう』という気持ちを込めて歌わせていただいています」。
 境内に咲いた満開の桜を目の前にして、ゴルフ場や呉服店に務めていたサラリーマン時代を思い出しながら「種をまける第1弾が大事なわけでして、やっていないことはできないというのが営業マン時代の教訓ですので、第2弾も皆さんに種まきをして、いい花を咲かせたい」と話していた。
 今度の新曲は、USEN演歌・歌謡曲リクエストランキング(4月2日付)で第1位を獲得。翌3日から浅草公会堂を皮切りに全国ツアー(上半期は20カ所、下半期は調整中)がスタート。         (了)
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