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水木ゆうや新曲発表&ふれあい歌謡祭
2013年11月17日(日)
特別ゲスト 平 浩二
会場:東部市民センター(愛知県小牧市)
主催:水木ゆうや音楽事務所/後援会
司会:天野良春
 水木ゆうや新曲発表&ふれあい歌謡祭が11月17日に特別ゲストに平 浩二さんをお招きして小牧市東部市民センターで盛大に開催された。
 第2部 水木ゆうや新曲「天売島遥か」発表ステージは全国詩曲音楽連盟 会長&中部歌手協会 理事長の高須はじめさんの挨拶から始まった。
 「水木ゆうやくんは、若く、まだまだ伸びしろのある有望な演歌歌手。これからたくさんのファンに支持されて、全国へと羽ばたいていただきたい。やがてはNHK紅白に。今日はメインゲストに平浩二さんも加わっていただけるので大変楽しみ。どうぞ水木ゆうやくんの歌の世界をたっぷり楽しんで下さい。」
 緞帳が上がって、水木ゆうやオンステージ。デビュー曲「夜明けのブルース」を力強い歌声で熱唱。カラオケ大会で優勝した歌唱力はまさに実力派歌手そのもの。「夜明けのブルース」はロングヒットを続ける五木ひろしの楽曲と全く同じタイトル。
 水木ゆうやさんは、幼少の頃からポップスを歌っていたが、20才の時、カラオケ大会で五木ひろしの「三河」を歌って優勝。これがきっかけで演歌に目覚めた。今ではポップスを歌っても、子守歌を歌っても演歌調になって、やはり僕は演歌歌手なんだと。
 和田青児の「はぐれ雲どこへ」、木山裕策の「home」、五木ひろしの「三河」、オリジナルの「飛べないカラス」、島津亜矢の「感謝状 ~母へのメッセージ~」、オリジナルの「男花」と続けて熱唱した。
 「home」と言い、「感謝状〜母へのメッセージから」といい、泣けてくる歌を好んで歌われるのは、気持ちがやさしい証。「子供に感謝、親に感謝。まだまだ親父には手が届かないけれど、これからいつか恩を返す。親父長生きして下さい。」と語った。  「三河」は、かなりしんどい歌なので、ステージで歌うのは10年ぶり。現在31才で10年間で体重が10キロ増えたことを明かした。
 さて、いよいよメインゲスト、平浩二の登場。オリジナルの「ミ・ノーチェ東京」からスタート。きめの細かい歌声と変幻自在の巧みな歌唱力は魅力たっぷり。歌い終わると、「水木ゆうやくん、新曲発表おめでとうございます。」と激励した。  2曲目に「愛人」。1985年、東洋の歌姫 テレサ・テンの世界をどうしても歌いたいと思っていたら、たまたまテレサ・テンから新曲「愛人」がでたときに、3ヶ月遅れでカバー曲を出させていただいた。ほとんど売れなかったけれど今でも大好きな歌、そんな興味深いお話も。
 ここからが面白い。1994年のテレビCM「ワコールグッドアップブラ」の紹介。ブラジャーのCMソングで歌っていたのは、なんと平浩二!「よせてよせて あげて ぐっどあっぷ  よせてよせて あげて 心すっきり」、「こうすれば乳房が美しく見えるよ」のおかしな振り付けに会場は大爆笑。それに加えて、司会の天野さんが、「すっきりした人いないよ。会場は受験生のお母さんばかりで、第一志望(脂肪)、第二志望(脂肪)、第三志望(脂肪)」と駄洒落を発したものだから、さらに可笑しかった。  次に「女の意地」を水木ゆうやさんとデュエット。お互いの健闘を讃えあった。
 美空ひばりメドレーを会場を回って大熱唱。会場から腕を引っ張られるなど平浩二は大人気!
 再びステージに上がると、お馴染みの平 浩二 大ヒットソング「バス・ストップ」を熱唱披露。軽快な歌声は心が弾む。やはりこの歌は最高にステキだ。
 最後は新曲「わたしゃ百歳まで恋をする」のお披露目。
会場から手拍子を誘って、実に面白い振り付けで熱唱。とても楽しいステージだった。
 ラストステージは、再び水木ゆうや。亡くなったおじいちゃん、おばあちゃんの故郷である北海道 「天売島」を題材にした歌。作詞家の恵羅さんが、天売島に行って、詩を書いて下さって、それがとてもいい詩で、お父さんが感動して、もうこれは歌にするしかないと自ら父親が作曲してCD化。ほんわかと温かい歌。カラオケに配信されるようがんばりたいと抱負を述べると、大熱唱。大拍手喝采の中、感動の幕が降りた。
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