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 地域の皆様に親しまれ愛されてきたカラオケ喫茶「天山」が6月30日で幕を閉じました。秋からはサロンとして生まれ変わります。
カラオケ喫茶「天山」では、今までお世話になった地域の皆様の思い出に残るようにと6月29日(土)にしいの乙吉さんをお招きしてキャンペーンを開催しました。
 花柄のスーツ姿で、歌謡界の田村亮と自称する?しいの乙吉さんが登場しました。「あぁ・・・恋よ」を熱唱すると、「今日は初めてのお店ということで車の中に6着ある中から一番地味な服装を選んできました。」と挨拶。けっして地味ではない服装にお客様は大笑いです。
 しいの乙吉さんは、シンガーソングライターとして各地で弾き語りのライブ活動を展開していましたが、平成7年に本格的な作詞家を目指し、星野哲郎氏の門をたたき弟子となりました。師匠から通信簿「甲乙丙」のランクで早く「甲吉」になるようにと「乙吉(おときち)」と命名されました。しいの乙吉さんは、乙吉の名前がいやでいやでたまらなかったそうです。慣れというよりは回りがおとちゃんと呼んでくれるようになって親しみがわいてきました。
 最近はいろいろな方から作詞・作曲の注文が入り、中条きよしさんに「グッバイ ラブをあなたに」、叶麗子さんに「さだめ」、そしてその他多くのアーティストに数多くの楽曲を提供しています。
 タイタニックを見て女性が大きく手を伸ばすシーンに感動して、タイタニックを演歌にした歌、「津軽海峡」。本当はキム・ヨンジャさんに歌って頂きたかったのですが、叶わなかったので、しいの乙吉さん自らが歌っています。
  キャンペーンの音響を担当していた歌手の市川こうじさんご紹介
しいの乙吉さん作詞・作曲の「おふくろよ」を2013年2月20日リリース
 それでマスターから注文・・・
 おふくろの歌は多いんですが、父親の歌がないので、ひとつ何かいい歌を作って下さい。
 わかりました。わたしの父親をモデルにすればいいのですね。
最後の曲は「あなたと歩きたい」
 お客様から「私は亡くなった主人と出会いたい。たいしたことを何も残してくれなかったけど、でも私の心の中に生きています」と話しかけると、しいの乙吉さんは「素晴らしい。今から歌う歌がまさにそうなんです。人生は1回。子供の頃は早く大人になりたい。でも大人になるとあっというまに過ぎてしまう。人生は楽しく大らかに。これからは美貌ではなくて健康です。この点はご安心下さい。この歌で、もうひと勝負しようかと思います」と抱負を述べて「あなたと歩きたい」を大熱唱しました。
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