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大原かずみ新曲「明日花」発表会
2015年4月19日(日) 於)ホテルグランティア小牧
司会:ふしぎ良
出演者:大原かずみ、みなみ太鼓 フラダンス かっちゃん
 
大原かずみの2年ぶりの新曲「明日花(あしたばな)」の発表会が4月19日(日)にホテルグランティア小牧で盛大に行われた。
 新曲「明日花」は、彼女の6枚目のシングルで今年の2月25日に徳間ジャパンコミュニケーションズより発売。
 大原かずみは1995年11月に 「偽り酒」・「恋情花」でセンチュリーレコードよりデビュー。当時の歌手名は「志麻一美」であったが、その後「平川かずみ」に。そして「かずみ」へと変遷し、今年、デビュー20周年を迎え、日本クラウンから徳間ジャパンに移籍したのを機にと同時に、大草原を駆け抜けたい覚悟であるとのことから、「大原かずみ」と改名。
 
 新曲発表会は、みなみ太鼓の「呼び込み太鼓」で始まり、中部地区後援会会長:船橋東師勝氏、中部地区後援会副会長:下島リツ子さんが「新曲をたくさん歌って広めてください」と挨拶。そして「明日花」の大ヒットを祈願して乾杯。
 
 沖縄から遠路はるばる駆けつけた“かっちゃん”が沖縄伝統音楽を熱唱、みなみ太鼓がスコップ三味線を演奏し、エイサー太鼓やフラダンスも繰り広げられ、会場は大いに盛り上がる。そしていよいよ大原かずみの出番。
 
 まずは、デビュー20周年記念曲 「明日花」のカップリング「そんなもんです人生は」から。
 歌い終わると、 「演歌一筋に生きて、今日のステージに立っていられるのは15年前に出会ったの下島リツ子さん(愛知県小牧市在住。スナック「青い麦」のママ)と彼女の親戚にあたる株式会社シンジョープロ(大阪府)のご家族の皆さの応援があったからこそ。そして私を後押ししてくれた皆さんの応援があったからです」と感謝の言葉を述べた。
  新曲「明日花」は、第56回日本レコード大賞 優秀作品賞を受賞した 氷川きよしの「ちょいときまぐれ渡り鳥」の作曲を手がけた宮下健治氏が作曲した歌で、“たとえ苦労が絶えずとも、頑張っていれば幸せな明日がやって来る”という人生の応援歌。
 そんな新曲と今までに出したオリジナル曲「島椿」、「浪花の女」、「路地裏なさけ」を次々と熱唱し、鳥羽一郎の「国府宮はだか祭」を迫真の歌声で、美空ひばりの面影を偲びながら「みだれ髪」を、また村田英雄の「無法松の一生」を見事な振り付けを添えて大熱唱。
 
 大原かずみの前作「路地裏なさけ」は、昨年亡くなられた野崎眞一先生の作品で、男女の恋心をテーマにしている。「弱音を吐いちゃ 逃げていく」とか「苦労に明け暮れても きっと陽射しが差す日がくる」などの歌詞は、苦労は多いが未来に希望を抱かせる。 新曲の「明日花」は、男女の恋心をテーマにしていない分、「路地裏なさけ」よりもストレートに、その意味を伝えている。明日こそ明日こそ幸せになりたいと思ってがんばっている人たち、くじけそうになることもあるけど、夢に向かって突き進んでいる人たちに大きな心の励みになるのではないだろうか。一方大原かずみが歩んできた歌手の道のりと彼女の描いている夢を思うと、大原かずみ自身の応援歌になっているようにも感じる。
 
 大原かずみの故郷は九州の熊本県。第2の故郷は愛知県小牧市。現在住んでいるところは関西。15年前、小牧でのたったひとりの人との出会いがきっかけで中部地区に後援会が発足し、彼女は、愛知県からも多くの支援者に励まされ支えられきた。
 
 司会者のふしぎ良さんが最後に述べた挨拶は、如実に彼女の思いを伝えている。
 「かずみさんは、歌がうまいが、何故かヒットしなかった。人生はそんなものです。でも大切なことは、諦めず、努力することによって、いつかやさしい幸運の女神が輝いてくれる。それを夢みていることには間違いありません。そのためには皆さんの限りない応援が、彼女が歌の道を諦めないことにつながるんです。ぜひ大原かずみを応援して下さい。」
   最後に彼女は、「皆様の熱い声援を胸に刻みながら、これからも一生懸命、皆さまに少しでもいい報告ができますように命がけでがんばります」と力強く挨拶。そして、上手、下手、中央のお客様に深々と丁寧にお辞儀の後、「そんなもんです人生は」を大熱唱。
 
 大原かずみの歌にかける情熱と真剣さ、本気度を感じた心に残る新曲発表会であった。ぜひ皆さん、この機会に大原かずみを応援して頂きたい。
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