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永井みゆき 新曲「雨の木次線」発表会キャンペーン
会場:鈴鹿ハンター(三重県鈴鹿市) 2014年5月27日(火)
永井みゆき 新曲「雨の木次線」発表会キャンペーンが、5月27日、5年ぶりに訪れた鈴鹿ハンターで行われた。
 司会者から「新曲『雨の木次線』です」と紹介があると、ジャケット写真と同じ着物姿でステージに現れた。にこやかな優しい面差しは、まさに大和撫子。華奢な感じの彼女からは信じられないほどのみずみずしい歌声とパンチ力ある歌声に引き込まれる。紫の着物姿で熱唱する彼女は、まるで藤の花に包み込まれている妖精のようだった。
 今年4月23日発売の「雨の木次線」を歌い終わると、盛大な拍手が鳴り響き、いきなり1人のファンがステージに駆け寄りプレゼント。すると連鎖反応のように他のファンからも、次から次へとプレゼントが贈られる。1曲終わっただけでこれほどたくさんのプレゼントが贈られるアーティストはとても珍しい。そのプレゼントを一つ一つ丁寧に愛らしい笑顔で受けとっていた。  木次線は、中国地方きっての山岳路線で島根県松江市の宍道駅から広島県庄原市の備後落合駅に至るJR西日本の鉄道路線。永井みゆきは、「母は島根県出雲の出身です。今回、母の故郷を歌わせていただけたので、とても幸せです」と胸中を語った。
 永井みゆきは高校1年生の16才でデビュー。「皆様の温かいご支援で今年23年目を迎えることができて感謝の気持ちで一杯です。皆様、これからもご声援よろしくお願いいたします」と語ると、なんと会場から「死ぬまで応援するよ!」と涙がでるほど嬉しい言葉が返ってきた。
 次に、数々の新人賞を受賞したデビュー曲「大阪すずめ」と「雨の木次線」のカップリング曲「お龍恋唄」を続けて熱唱披露。「お龍恋唄」は、坂本龍馬の妻、お龍を主人公にしている。お龍は龍馬が亡くなってからの30年を神奈川県横須賀で過ごした。永井みゆきは今年4月にお龍のお墓参りをしたとのこと。
 永井みゆきの故郷、大阪、岸和田を舞台にした『だんじりの女房』は、想いが強く伝わってくる迫力の感じられる歌で、ステージから降りて、お客様と握手しながら歌唱。彼女は、握手するたびに「きれいだね」とか「かわいいね」とか言われ、とても気分良く歌えたようだった。
 新曲の「雨の木次線」は、木次町出身の佐藤史朗先生作詞、弦哲也先生作曲の作品で、愛する人と別れて、女性が1人で旅をする切ない内容。でも、電車が走っているので、心地よく唄えるメロディーに仕上がっている。リズムに乗って唄うのがポイントで、特に「~ 滝の瀬音を聞きながら」のフレーズはリズムに乗ってポンポンポンと歌って下さい」と歌唱レッスン。
 最後は再び「雨の木次線」を大熱唱。会場には、歌詞カード持参で参加のお客様も多く、皆さん、熱心に書き込みしたりしな がら、聴き入っていた。
 歌唱終了後も、長い行列で握手会や撮影会が続き、ファンの方一人一人に笑顔をたやさず優しく接していた姿が印象的であった。
 この日の夕方にはラジオNHK「夕刊ゴジらじ」の番組に生出演。きっと沢山の方々が固唾を呑んで聴き入っていたことでしょう。
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