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 中西りえ新曲「待宵橋恋唄」発表キャンペーンが、 4月22日、サニーレコードで行われた。
 「中西りえさんです。盛大な拍手でお迎え下さい」と紹介があると、ステージにでてきて「待宵橋恋唄」を大熱唱。
 「ハァ~ 流れ 流れて・・・」の出足の歌声は圧巻。声量がありパンチ力もある。歌詞の気持ちもきちんと掴んでいて、ものすごく好きな彼を思う気持ちがひしひしと伝わってくる。  歌い終わると盛大な拍手が送られ、大きな声で「こんにちは。2012年に日本クラウンより「北海男節」 (ほっかいおとこぶし)でデビューさせていただいた三重県伊勢市出身の中西りえです。サニーレコードには、デビュー曲から毎回お邪魔して今回で三回目。皆さんとステキな思い出がつくれるように最後まで精一杯元気よく歌わせていただきます」と挨拶。
 中西りえは2才の頃から歌が大好きで、祖父、祖母のもとで歌を歌ってきた。いつしか歌手になりたい夢が膨らんで、高校を卒業すると、すぐに上京し作曲家の櫻田誠一さんと出会った。櫻田先生から「おまえは色気がないから男唄でデビューだ」と「北海男節」で2012年4月に念願の歌手デビューを果たした。
 デビュー曲は、今年3月1日、NHKのど自慢チャンピオン大会で女子高校生が「北海男節」を歌って優秀賞を受賞して話題にもなっている。
 そんな大切なデビュー曲を中西りえは熱唱披露。ド迫力演歌で吹き飛ばされるほどの威力を感じ、まさに男唄で圧倒的な歌唱力は聴いていてすこぶる気持ちがいい。北の港を舞台にした漁師達の生き様を、中西りえが“男らしく”歌い上げた。
 「北海男節」は若い人も歌われていて、携帯レコチョクで演歌ダウンロード7位を獲得したと教えてくれた。
 第2弾シングルは、「恋力(こひぢから)」で、初の“女うた”。これもまた力強い歌声が魅力で、お客様は大いに堪能した。
 サニーレコードはいつもステージバックの看板が楽しみ。ママが丹念に制作した看板は中西りえが月を見上げているようだが、お客様は、「りえちゃんが彼氏を見上げているみたい」と言い、中西りえは「彼氏いないんですけど」と答えた。素直に中西りえはかわいい。
 三枚目シングル「待宵橋恋唄」は“彼氏を待つ女性”をテーマにしている。一方カップリングの「この恋待ったなし」はタイトル通り、“待てない女性”をテーマにしている。「私はガラケー、 アナログ女」のように演歌には珍しい歌詞も一杯入っていて面白い。作曲は岡千秋さんで、レコーディングの時に言われたのはひとつだけ。「真面目に歌うな。バカになれ!」と。「北海男節」と「恋力」は真剣な表情で歌う曲だが、今回、初めてノリのいい歌をいただいた。歌って踊ってお手拍子をぜひよろしくお願いしますと「この恋待ったなし」を大熱唱した。歌い終わると、手指をピストルに見立ててバーンと狙い撃ち。「椅子に転げない程度に倒れていただいて、一緒に私と遊んでいただけたら」と催促。目の前のお客様にバーン。コテンと倒れてくれた。 いろいろな遊び方があるので、カラオケで歌っていただいて好きな方にバーンとやってみて下さい。
 5月14日(水)NHKラジオきらめき歌謡ライブに中西りえ出演。「テレビもラジオもたくさんでれるように頑張りたい」と抱負を語り、「待宵橋恋唄」がオリコンランキング初登場14位であったと報告。
 「新曲は、今までで一番女性らしい曲で、岡千秋先生に新しい中西りえの世界観を広げていただいた気がする。歌詞の最後の全てが『会いたいよ 会いに来て、 夢でもいいから』なので、ぜひ皆さん、夢でもいいから、会いたい方を心に想い浮かべて聴いて歌って下さい。出だしは民謡を習っていない人でも歌えるように配慮しているので 民謡を気にしないで、『ハァ~ 流れ・・・』と思いっきり歌って下さい。実は私も民謡は習っていません。サビにもなっている「待宵月」の「まつよいづき」は、少しふわーっと上がるところがある。ぜひその点にも注目して、『待宵橋恋唄』を聴いて下さい」と迫真迫る歌声で大熱唱。大型新人歌手として将来が大いに期待できる有望アーティストであるようだ。
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