トップページシンガープロ今までに発行してきたシンガープロ一覧表

 次世代を担う「演歌共演 in ENA」 が、8月7日、岐阜県恵那文化センターで、ゲストに花咲ゆき美、大沢桃子、北川大介、市川由紀乃、永井みゆきをお招きして盛大に開催された。
 第一部は、地元ゲストコーナーで、津川きよし、小沢涼子、高瀬伸也、花島幸子、滝沢のぼる、緑川恵子、ジョージ林の熱唱が繰り広げられた。
 花咲ゆき美(日本クラウン)
 今年デビューして7年目。甘い声と初々しさが残るあどけない顔。今年9月8日で32才を迎え、とてもそんな年齢には見えない。「まだ大人になりきれていないけれど大人の女性の色気がでている曲に挑戦したい」と、裏声のきれいな大月みやこの「女の港」を熱唱。歌い終わると、「色気がでていましたかね」と言うものだから、会場から大きな拍手喝采!!
 最後の曲は「冬の蛍」。「昨年12月5日に発売となった新曲で、オリコン演歌歌謡曲部門3週連続1位いただきました。皆様お一人お一人の応援のお陰で、このようないいスタートを切ることができました。この感謝の気持ちを忘れずに一生懸命頑張っていきたいと思います。」と抱負を語って、今、一番頑張っている『冬の蛍』を大熱唱。
   大沢桃子(徳間ジャパン)
 大沢桃子は笑顔一杯で歌う明るい演歌歌手。オリジナル曲の「女盛りは歳じゃない」を歌い終わると、「デビューしてまる10周年を迎えました。気がついたら30代になっていました。独身なのでがんばろうと思います。歌の師匠はエレキギターの神様 寺内タケシ先生で、踊りは女優の浅香光代先生のもとで稽古させていただきました。浅香先生から誰からも慕われるような歌い手さんになるようにと大沢桃子と名付けていただきました。」と挨拶。彼女は、「なかむら椿」のペンネームで自ら作詞・作曲も手掛けていて、7年前に手掛けた故郷を思う望郷の歌、「南部恋うた」を熱唱披露。
 大沢桃子は、岩手県大船渡市の生まれで、震災から三度目の今年のお盆は、故郷のお祭りに参加。前に向かって頑張っている故郷の人たちの心に触れて、東北で生まれ育った一人として自分にできることは、なんでも一生懸命がんばっていこうと気持ちを新たにしたようです。
 「今日の皆さんとのご縁を大切にして、私にとっては振り返るというよりはここからがスタート。夢に向かって、早くヒット曲をと思いながら邁進している」と語り、「三陸海岸沿いに咲く浜菊を題材にして復興への願いを込めた朗らかな歌を制作しました」と新曲を紹介。そして、デビュー10周年記念シングル第2弾!自ら作詞・作曲を手掛けた新曲「ハマギクの花」を大熱唱。
 北川大介(日本クラウン)
 北川大介は、元気はつらつで笑顔の絶えない演歌歌手。今年でデビュー15周年を迎える。常に前向きの姿勢で、好きな言葉は「一生青春」。後悔のない人生を送るために今日という日を大切にしている。
 今、一番頑張っている曲、タイトルが「雪割の花」を最後に披露。イントロが流れて、格好良く回転してバックスタイルで構えていると、突然ミュージックが止まっるというアクシデント。北川大介はプラス思考だから、そんなアクシデントには動じない。気を取り直してアカペラで歌い始めた。再びミュージックが流れ始めると盛大な拍手が鳴り響いた。
 市川由紀乃(キング)
 母、祖父母が大の演歌好きで、7才から8トラで演歌・歌謡曲を聴き、レコード盤で昭和を代表する素晴らしい先輩方の曲を聞いて覚えた。当時は、愛とか恋とか妻あるあなたに恋したとかはわからない年だったけど、歌うと、なんか同級生よりちょっと自分が大人になれたように感じて子供ながらに演歌の世界はいいなと憧れた。
 市川由紀乃は、幼い頃、家族に教えてもらった昭和の名曲「旅姿三人男」と「勘太郎月夜唄」の2曲を続けて熱唱。
 市川由紀乃のオリジナル曲は、愛する人を追いかけ、待って、耐えて、偲んで、尽くす切ない女心を描いた作品ばかり。市川由紀乃は、「このような究極の恋愛はできないと思いますが、こういうことがあったらいいなという思いを一作、一作ごとに経験させていただいております」と語ってくれた。
 市川由紀乃には、仮想の世界とは別に実在した女性の作品があります。京都滝口寺を舞台に平家物語の中の女性を主人公にした「横笛物語」に「決定版 戦国女絵巻」のアルバムです。
 「決定版 戦国女絵巻」は、戦国時代を生き抜いてきた武将を影で支えた6人の女性、千姫、お市の方、淀君、ねね、細川ガラシャ、濃姫の波乱万丈の人生を描いた歌です。
 今日は、織田信長の妻であり斎藤道三の娘である「濃姫」を、そして最後に新曲「風の海峡」を大熱唱。
 お知らせ
9月15日(日)12時15分から放送のNHKのど自慢に出演します。ぜひ見て下さい。今日とは違う着物を着て行きます。
 永井みゆき(テイチク)
 大阪府岸和田市出身で大阪の歌が多い。デビューして今年で22年目を迎える。デビュー曲が「大阪すずめ」で16才のときだから、今年9月で38才になる。今でも「すずめちゃん、すずめちゃん」と呼ばれて皆さんから慕われている。
 松本扇房社中扇房会の皆さんの踊りを背景に「大阪すずめ」と「ひとり大阪」を熱唱披露。
 最後の曲は新曲「恋路ヶ浜」。出足でいきなり聴かせどころからはじまる「風がひゅるひゅる この胸泣かす」の歌詞を「一度皆さん、一緒に歌っていただけませんか。」と誘って、アカペラで練習。「完璧です」とお客様を讃えると、大迫力歌唱力で「恋路ヶ浜」を大熱唱。
月刊シンガープロ 月刊シンガープロ注文用紙シンガープロ